【メルセデスベンツ GLCクーペ 改良新型】デザインの刷新、上位クラスと同等の安全運転支援システム搭載[詳細画像]

メルセデスベンツ GLC 220d クーペ
メルセデスベンツ GLC 220d クーペ全 24 枚

先日、メルセデスベンツ日本が発表したミドルサイズSUV『GLC』、『GLCクーペ』。初の大型改良となる今回の新型は、エクステリア、インテリア共に刷新され、最新の安全運転支援システムやMBUXを搭載している。

メルセデスベンツ GLC 220d クーペメルセデスベンツ GLC 220d クーペ
新型GLCのエクステリアには、メルセデスのデザインフィロソフィー「Sensual Purity(官能的純粋)を落とし込み、プレミアムSUVらしさを強調している。フロントにはクローム仕上げのアンダーガードと2本のパワードームを備えたボンネット、リアには一新されたバンパーとエグゾーストエンドを持つ。

インテリアには、ダッシュボード中央には10.25インチのワイドディスプレイが備え付けられ、対話型インフォテイメントシステム「MBUX」も標準装備される。「Hi, Mercedes」をキーワードに起動するMBUXは、ボイスコントロールによる目的地設定や電話通信、音楽選択などが可能。また、ステアリングホイールは同社の上位クラス『Sクラス』と同デザインのメルセデスベンツ最新世代のものが採用された。デザイン性だけでなく、手を離さずにナビゲーション操作や設定が可能なスイッチ類も装備している。
メルセデスベンツ GLC 220d クーペメルセデスベンツ GLC 220d クーペ
新型には、Sクラスと同等の最新世代の運転支援システムを全モデルに標準装備。さらに、歩行者・飛び出し・右折時対向車検知機能付き「アクティブブレーキアシスト」を機能強化として採用している。これは、対向車線を横切り右折する際に、対向車線を直進する車と衝突の危険がある場合に車速10km/hであれば自動ブレーキが作動するというもの。

GLC、GLCクーペ共に、搭載されるパワーユニットは2種類用意。一つはGLC 220d /220dクーペに搭載される2.0リットル直列4気筒クリーンディーゼルターボエンジン。最大出力194ps、最大トルク400Nmを発生させ、従来に比べ高出力化された一方、振動、騒音も軽減された。もう一つのGLC 300/300クーペには2.0リットル直列4気筒ターボエンジンが搭載される。ツインスクロールターボチャージャーと可変バルブリフトシステム「カムトロニック」の採用によって、低回転域から高回転域までの加速が向上。最高出力258ps、最大トルク370Nmとなった。また、新型では、全てのモデルで9速ATを採用し、前後31:69の固定トルクとなる4MATICを採用している。
メルセデスベンツ GLC 220d クーペメルセデスベンツ GLC 220d クーペ
新型GLC 220d 4MATICの価格は690万円から、300 4MATICは775万円から。また、GLC 220d 4MATICクーペは721万円、300 4MATICクーペは807万円からとなっている。新型には、メルセデスのパフォーマンスモデルAMGもラインナップされている。

《滑川寛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  2. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
  3. メルセデスベンツ、新型パワートレイン搭載の「GLA180」発売…高性能モデルAMG「GLA45S」も追加
  4. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  5. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  6. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  7. 【メルセデスベンツ Eクラス 新型試乗】SUV全盛の今に、果たしてどのような人が選ぶのだろう?…河村康彦
  8. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  9. BYDが高級ブランド デンツァ『D9』の先行受注を開始! 同じ右ハンドル市場の日本投入は?…バンコクモーターショー2024
  10. ボルボカーズ、ディーゼル車の生産を終了…2030年にEVメーカーへ
ランキングをもっと見る