吉野氏のノーベル賞を受賞を記念してリチウムイオン二次電池を庁舎で紹介 特許庁

「リチウムイオン二次電池の発明が拓いた社会」展
「リチウムイオン二次電池の発明が拓いた社会」展全 3 枚

特許庁は、2019年ノーベル賞を受賞した旭化成名誉フェローの吉野彰氏とリチウムイオン二次電池に関する企画展示「リチウムイオン二次電池の発明が拓いた社会(吉野氏ノーベル賞受賞記念)」を東京都千代田区の特許庁庁舎1階で12月9日から開始した。

リチウムイオン二次電池の模型や、それを使用した「はやぶさ2」、電動二輪車、ドローン、電動立ち乗り二輪車、カメラ、携帯ゲーム機、タブレットを展示する。パネルではリチウムイオン二次電池が使われている製品を紹介するとともに、吉野氏の発明とリチウムイオン二次電池の普及、リチウムイオン二次電池の仕組むを紹介する。

ノーベル賞受賞には、基礎研究のほか、実用化・商業化に向けた研究が含まれることも増えている。2019年ノーベル賞を受賞した吉野氏は、自身の受賞が「特許」がきっかけとなったと講演で言及している。

特許庁では、この機会を捉え、リチウムイオン二次電池の普及が、人々の生活にどのような影響を与えているかを示すとともに、「ノーベル賞と特許」の関連や特許が、その後の産業発達にどのように寄与しているかについて紹介する。

開催期間は13日までで、パネルは2020年1月31日まで展示する。

《レスポンス編集部》

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