タクシー配車アプリMOVが「お客様探索ナビ」商用化開始

お客様探索ナビ画面(左)と道路レベルでの需要予測結果の一例
お客様探索ナビ画面(左)と道路レベルでの需要予測結果の一例全 1 枚

DeNAが提供する次世代タクシー配車アプリ「MOV(モブ)」は12月10日、AIを活用してタクシーの需要供給予測を行い、乗務員に対して経路をナビゲーションする「お客様探索ナビ」の商用化を開始した。

お客様探索ナビは、運転中のタクシー車両から収集するプローブデータを解析し、乗務員をリアルタイムかつ個別に利用客が待つ通りまで誘導。タクシーの運転手は目的地を入力することなく、お客様探索ナビに従って走行することで、効率的に乗客を探すことができる。また乗客もよりスピーディに街中でタクシーを捕まえることができる。

最大の特徴は、需要と供給を予測し、ナビゲーションという乗務員が普段使い慣れているUIに落とし込んだ点。単にエリアの需要予測をするだけではなく、他のタクシーの供給量も加味しながら道路レベルで最適な経路を推薦することで、新人乗務員でも使いやすいシステムとなっている。

今回のサービス対象エリアは、神奈川県横浜市中区・西区・南区・神奈川区・保土ヶ谷区の5区で、今後データが集積し実用性が確立された地域などにも展開していく予定だ。このお客様探索ナビにより、道に慣れない新人乗務員の収益性向上をサポート。歩合制に対する不安を解消し、乗務員の新規採用への寄与も期待される。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る