アウディ Q7 に新世代PHV、パワーは456馬力…欧州発表

0~100km/h加速5.7秒

EVモードは最大43km

PHV向けコネクトサービス

スポーティな内外装

アウディ Q7 のPHV、Q7 TFSI e クワトロ
アウディ Q7 のPHV、Q7 TFSI e クワトロ全 23 枚

アウディは12月9日、『Q7』(Audi Q7)のプラグインハイブリッド車(PHV)、「Q7 TFSI e クワトロ」を欧州で発表した。

画像:アウディ Q7 のPHV、Q7 TFSI e クワトロ

0~100km/h加速5.7秒

Q7のPHVには、直噴ガソリンターボエンジンを基本にした新世代のPHVシステム、「TFSI e」が搭載される。直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンターボ「TFSI」エンジン(最大出力340ps、最大トルク45.9kgm)に、モーター(最大出力128ps、最大トルク35.7kgm)を組み合わせた。

モーターは、8速「ティプトロニック」トランスミッションと一体設計された。「Q7 60 TFSI eクワトロ」グレードの場合、エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、456psのパワーと71.4kgmのトルクを引き出し、4輪を駆動する。強力なPHVシステムは、0~100km/h加速5.7秒、最高速240km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。二次電池(バッテリー)は、蓄電容量17.3kWhのリチウムイオンで、トランクの床下に搭載される。

EVモードは最大43km

走行モードは「EV」と「ハイブリッド」があり、ハイブリッドは「オート」と「ホールド」が選択できる。モードボタンで、ドライバーはこれらの基本設定から選択し、電動ドライブの優先などのモードが選べる。EVモードでは、最大43km(WLTP計測)をゼロエミッション走行できる。この効果もあって、35.7km/リットルの燃費性能を実現している。EVモードの最高速は135km/hとした。

ハイブリッドモードでは、PHVは最大限の効率を得るために、電気モーターとエンジンのバランスを追求する。ホールドモードでは、現在のバッテリーの充電状態が維持されるようにする。アウディ Q7 のPHV、Q7 TFSI e クワトロアウディ Q7 のPHV、Q7 TFSI e クワトロ

PHV向けコネクトサービス

「予測効率アシスト」(PEA)は、航続の拡大を追求する支援システムだ。ナビゲーションデータと予測効率アシスト、車両センサーシステムの情報を利用して、ルート全体の大まかな計画と、細かい計画を作成する。そして、ドライバーがアクセルペダルから足を離す必要がある状況を認識。走行中のドライバーには、ディスプレイからの情報と、アクティブアクセルペダルによる触感フィードバックが得られるようにした。

「myAudi」アプリを使用すると、顧客はスマートフォンを通じて、「Audi Connect」のサービスが利用できる。これには、バッテリー残量と航続の確認、充電の開始、充電タイマーのプログラミング、充電と電費データの取得が含まれる。

myAudiアプリのもうひとつの機能は、乗車前の車内の空調の遠隔操作だ。これは、車内のエアコンシステムのコンプレッサーと補助ヒーターに、電気が供給されているために可能になったもの。ドライバーは、乗車前にあらかじめ、快適な室内温度を設定できる。ステアリングホイール、シート、ドアミラー、フロントガラスやリアウィンドウの曇り止め、シート内蔵のファンなどを、乗車前の最適な状態に調整しておくことも可能だ。アウディ Q7 のPHV、Q7 TFSI e クワトロアウディ Q7 のPHV、Q7 TFSI e クワトロ

スポーティな内外装

外観は「Sライン」仕様となっており、スポーツ性が強調された。ブラックのスタイリングパッケージとマトリクスLEDヘッドライトが装備される。 20インチホイール奥には、赤いブレーキキャリパーが見える。アダプティブエアサスペンションも採用された。

インテリアは、Sラインと「Sラインスポーツパッケージ」が特長だ。Sラインのエンボス加工、ブラックヘッドライニング、アルミ製インレイを備えたスポーツシートが含まれる。ドアが開くと、ドアシルのLEDライトが4つのリングを地面に投影する。「アウディバーチャルコックピット」や「MMIタッチレスポンス」のディスプレイに、PHVパワートレインに関する情報を表示する。

《森脇稔》

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