VW シャラン など、2000台をリコール エアバッグが誤作動するおそれ

VWシャラン(2015年)
VWシャラン(2015年)全 2 枚

フォルクスワーゲングループジャパンは12月12日、『シャラン』など4車種について、エアバッグコントロールユニットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『シャラン1.4 110kW』『ティグアン2.0T』『ティグアン1.4』『CC 1.8T』の4車種で、2015年6月20日から2016年2月9日に輸入された2011台。

対象車両はエアバッグコントロールユニットにおいて、電源用コンデンサのコーティング硬化工程が不適切なため、電源用コンデンサの耐久性が低いものがある。そのため、コンデンサが劣化するとコントロールユニットが誤作動し、最悪の場合、エアバッグおよびシートベルトテンショナが突然作動する、または衝突時に作動しないおそれがある。

改善措置として、全車両、エアバッグコントロールユニットのプログラムを書換える。プログラム書換え後に警告灯が点灯し、特定の故障コードが入力された場合は、コントロールユニットを無償交換する。

不具合および事故は起きていない。ドイツ本社からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. ジムニーノマドの死角を潰せ! 長くなっても怖くない、データシステムの『カメラシリーズ』がすごいぞPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る