昨今のSUVブームの中、世界中で好調なセールスを続けているのがトヨタ『RAV4』。日本カー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、今もっとも注目されているクルマの一台だろう。
初代は’90年代の4駆ブームの中、コンパクトでライトなSUVとして1994年に登場して、幅広いユーザー層を獲得した。現行モデルは2018年にデビュー。歴代モデルを通じてボディの大型化が進められ、かつてのコンパクトさはなくなったものの余裕のキャビンサイズを備えたひとクラス上のSUVへと進化した点も評価されている。
搭載されるエンジンは2リットルガソリンと2.5リットルハイブリッド、2リットルにはCVT(10速シーケンシャルシフト付き)、2.5リットルハイブリッドには6速シーケンシャルシフトが装備される。ブラックアウトされたグリルを備えた厳ついフェイス形状なども特徴。フェンダーやボディ下部をマット調のブラック処理で覆う処理は近年のSUVでも定番のデザイン。
オンロード志向の街乗りSUVを基調としながらも、しっかりとオフテイストの骨太さも兼ね備えたデザインを備える。ホイール選び次第でどちらのテイストにもアレンジできるのもRAV4の大きな魅力だろう。
MiD【RMP 028F】
RMP 028F 装着サイズ:20X8 1/2J +45 5H-114.3 カラー:セミグロスガンメタ/リムエッジDC 装着タイヤサイズ:255/45R20
装着サイズ:20×8 1/2J +45 5H-114.3 カラー:セミグロスガンメタ/リムエッジDC 装着タイヤサイズ:255/45R20
RAV4の足もとにスタイリッシュで都会的なエッセンスを取り入れたいならばぴったり決まるモデルがマルカサービスの「RMP 028F」だ。Y字形状に伸びる2×8クロススポークスタイルを持ち、軽快でスポーティな足もとを演出できるメッシュ形状のモデルだ。スポークはリムオーバーするデザインで、サイズ以上の大径感を引き出すのも特徴。リムとの接合面を広く取って強度を保っているのも独自の設計。今回、装着した20インチはRAV4の車格にもうまくはまりバランスの良さも絶好だった。さらにスポーク形状は限りなく細身で不要な肉をそぎ落としたデザイン、軽量化を視覚面からもしっかりとアピールしているのもこのモデルならでは。スポークの根元にはU字形状のデザインを採用するのもレーシングメッシュの系譜を思わせる。滑らかにコンケーブするセンター部のデザインも、足もとに立体感を生んでいる。またリムフランジには切削処理が施されRMPのロゴマークも取り入れる個性的なデザインも見どころ。RAV4にスポーティなテイストを取り入れるには絶好のモデルとなった「RMP 028F」。RAV4ユーザーのスポーツ心と所有感をくすぐる一本となった。
RMP 028F 装着サイズ:20X8 1/2J +45 5H-114.3 カラー:セミグロスガンメタ/リムエッジDC 装着タイヤサイズ:255/45R20
細身の粗メッシュデザインやスポークモデルなどをラインアップするマルカサービスのブランドがRMPだ。ホイールメーカーとしてトップクラスの実績を持つ同社の中心的ブランドとして数多くの人気ホイールを擁する。「028F」の他にもユーロスタイルの10本スポーク「010F」や2×5スポークの「025F」など個性的なモデルを用意。また同社はハイレベルな開発・製造・製品管理を徹底することでクオリティの高い製品群を世に送り出し続けている。 ブランドヒストリー
RAYS【TEAM DAYTONA M9】
TEAM DAYTONA M9 装着サイズ:17x7J +32 5H-114.3 カラー:マットブロンズ/リムダイヤモンドカット 装着タイヤサイズ:245/65R17
装着サイズ:17x7J +32 5H-114.3 カラー:マットブロンズ/リムダイヤモンドカット 装着タイヤサイズ:245/65R17
レイズのオフロードブランドであるTEAM DAYTONAの新作である「DAYTONA M9」。ミドルサイズSUVの中でもオフロードの香りを兼ね備えているRAV4なので、足もとをオフテイストで彩るのもドレスアップのひとつの方向性。そこにピッタリとはまるのがこのモデルだ。1ピース構造ながらフランジ部を切削加工することで、本格オフローダーが用いるビードロックを模したデザイン「ビードロックリング」を再現。ボルト穴までをデザイン処理しているのも見どころだ。またリム部には「DAYTONA」のロゴを施すのも上質な仕上げ。さらに力強いディッシュデザインもこのモデルの魅力。複数の交点を備えたデザインでオフロードテイストならではの骨太感を演出している。ディスク外周は大きく落とし込んだデザインとしているのも見どころだ。ビードロックリングとの高低差をさらに強調することで立体的な足もとを演出することができる。センターキャップはやや大型なのもオフモデルを意識して、ハブナットを含めたセンター部に存在感を持たせているのも特徴だ。オフを走破するワイルドな味わいをRAV4に取り入れるなら是非とも選びたいモデルだ。
TEAM DAYTONA M9 カラー:マットブロンズ/リムダイヤモンドカット
ハイクオリティな製品作りと個性的なブランドを要するレイズ。その中でもひときわ異彩を放つオフロードブランドがチームデイトナだ。骨太で質実剛健なデザインを基本とし、オフロードモデルの足もとにもピッタリ決まるホイールデザインを提案し続ける。“ダートの匂いを意識”したデザインで個性的なモデルを数多くラインアップ。今回試した「M9」など、足もとをワイルドに演出するには絶好のランンアップが揃っている。 ブランドヒストリー
レアマイスター 【L-Fファースト】
レアマイスター L-Fファースト 装着サイズ:17×7.0J +35 5H-114.3 カラー:クロームハイパーシルバー(新色) 装着タイヤサイズ: 245/65R17
装着サイズ:17×7J +35 5H-114.3 カラー:クロームハイパーシルバー(新色) 装着タイヤサイズ:245/65R17
今回RAV4にマッチングさせてみたのは膨大な数のラインアップを誇るレアマイスターの新作となる「LFファースト」。このモデルの最大の特徴は複雑にデザインされたスポーク形状だ。V字形状とコの字形状を組み合わせた造形を5対備えたデザインはかなり繊細で上質。それぞれの面に変化を持たせることで見る角度によって表情を変えるホイールであることもポイント。またV字のスポークエンドにはヒネリ加工を加えるなど、細部にまで立体的なデザインを投入。手の込んだ加工を施すことによる高級感の演出も抜かりない。またV字形状の内側はセンターキャップにまで及んでいるのも特徴。リムオーバーするスポーク形状とも相まって足長感をより強調する見せ方にも抜かりはない。装着したのは17インチサイズだが、それ以上の大径感を感じさせた。また5対のスポークがリムオーバーするデザインに加え、緩やかなコンケーブラインを描いているのも特徴。センターキャップからリムへとつながる美しいフォルムが足もとの立体感を強調し優雅なスタイリングを作り出す。RAV4の足もとにラグジュアリーなムードを取り入れるには絶好の1本だ。
レアマイスター L-Fファースト カラー:クロームハイパーシルバー(新色)
多彩なデザインのホイールラインアップを揃えているレアマイスターブランド。数多くの車種やドレスアップスタイルに合わせたホイール選びが可能なのも特徴。スポーティなスポークモデルからドレスアップ思考の粗メッシュまで、そのデザインは幅広い。中でもラグジュアリーテイストのモデルが定番。今回取り上げた「LFファースト」もそのひとつだ。煌びやかさを演出するスポーク形状など、魅せるデザインをうまく演出した製品作りにも定評がある。 ブランドヒストリー
RAYS【Gram Lights 57Xtreme REVLIMIT EDITION】
装着サイズ:18x7 1/2J +49 5H-114.3 カラー:ブラック&マシニング/E-pro Coat 装着タイヤサイズ:255/55R18 おすすめサイズ:18×8 1/2J +36、19×8 1/2J +43
レイズのグラムライツブランドを代表するモデルのひとつである57Xtreme。2×6のツインスポークデザインはレイズの伝統でもある6本スポークをベースに、軽量感を引き出すためのデザインでもある。そんなモデルに新たに登場したのがこの「57Xtreme REVLIMIT EDITION」だ。RAV4を本格スポーツのテイストへとドレスアップするには絶好のホイールとして注目したこのモデル、細微にいたるまでスポーツを感じさせるデザインがRAV4のグレード感をワンクラス上げることに貢献する。REVLIMIT EDITIONの特徴である、スポークサイド面へマシニング処理によりRAYSロゴを施すのも見どころ。スポークに独特の個性を与えた。さらにリムエッジ部にもレッドのカラーリングを施す。こちらはダイヤカット部に通電させて着色するE-pro Coatと呼ばれる手法で鮮やかなレッドでリムを彩っている。またこのモデルにはセンターキャプが標準装備されている。ブラック/レッドで彩られた小振りなデザインもレーシーな雰囲気を盛り上げる。RAV4の持つもうひとつの魅力であるスポーツドライブの側面を足もとから演出するこのモデルに注目だ。
RAYS Gram Lights 57Xtreme REVLIMIT EDITION カラー:ブラック&マシニング/E-pro Coat