メルセデスベンツ「EQS」はただのEV版 Sクラス ではない!? ライバルとの違いは

メルセデスベンツ EQS 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ EQS 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 12 枚

メルセデスベンツが開発を進める大型EVセダン、『EQS』の市販型プロトタイプをカメラが捉えた。EQSは、コンセプトモデルが東京モータショー2019にてアジア初公開されたが、その市販型にあたるのがこのプロトタイプだ。

豪雪のフィンランドで捉えた車両は、Bピラー以降に傾斜したルーフラインを持ち、ハッチバックのようなオープンテールゲートが装備されている。フラッグシップセダン『Sクラス』のEV版となるが、そのレイアウトは大きく異なる。ライバルのポルシェ『タイカン』、アウディ『E-Tron GT』らライバルより実用性が高く、ラグジュアリーなモデルとなりそうだ。

メルセデスベンツ EQS 市販型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ EQS 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
キャビン内は、デジタルゲージクラスタを始め、センターコンソールから上向きに傾斜したタブレットスタイルの独立型インフォテイメントスクリーン、アンビエント照明を搭載するなど、次期型Sクラスに似たデザインが見てとれる。

プラットフォームでは、Sクラスの「MRA」と一線を画し、電気自動車用「MEA」アーキテクチャを採用。各車軸には1基ずつ、2つのモーターを装備し、最高出力は400ps以上を発揮。0-100km/h加速4.5秒、最高速200km/hのパフォーマンスを持ち、駆動方式は、電気式全輪駆動が標準装備となるはずだ。またAMGバージョンでは600psに近いパワーとなるだろう。航続距離は310マイル(500km)を超えると噂されている。

ワールドプレミアは2021年以降が有力だ。前出のタイカン、E-Tron GTに加え、ジャガー『XJ』次期型も完全EV化により同市場に参戦、EQSはそのラグジュアリー性で勝負に出る。

メルセデスベンツ EQS 市販型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ EQS 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る