オリックスカーシェア、AIドラレコ「ナウト」を導入 わき見など検知で安全運転を支援

上:「ナウト」を車内から撮影した画像、下:インカメラからの映像
上:「ナウト」を車内から撮影した画像、下:インカメラからの映像全 6 枚

オリックス自動車は、オリックスカーシェア車両にAI(人工知能)搭載通信型ドラレコ「ナウト」を12月16日より順次導入すると発表した。

ナウトは、AIおよび通信機能を備えた2つの高性能小型カメラが車内外で発生する事象を検出・録画。運転の危険度をリアルタイムに分析し、ドライバーに警告音などで危険を知らせる。車外の映像記録に加え、運転中のスマートフォン使用などによるわき見や居眠り、車間距離不足などを検知して警告音を発することで安全運転をサポートする。

ながら運転やあおり運転が社会問題となっている中、運転状況を記録するドライブレコーダーは、ドライバー自らを守る装置として需要が高まり、国内における年間出荷台数は、2016年度から2018年度で約2.5倍に増加している(電子情報技術産業協会調べ)。

オリックス自動車では今回、カーシェアリング車両にナウトを導入することで、ユーザーの安心安全な運転をサポート。また、車内での喫煙など、貸出ルールに抵触する行為の抑止効果も見込んでおり、会員が快適に利用できる環境整備に取り組む。

《纐纈敏也@DAYS》

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