トライアンフ、新コネクティビティシステム発売へ 二輪車初の内蔵型GoProコントロールシステムを搭載

GoPro接続画面表示
GoPro接続画面表示全 8 枚

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、二輪車初の内蔵型GoProコントロールシステムを搭載した、新マイトライアンフ・コネクティビティシステムを12月21日より発売する。

新マイトライアンフ・コネクティビティシステムは、数多くのコネクティビティ機能を備え、ライダーエクスペリエンスを強化。まずは『スクランブラー1200XC』、『スクランブラー1200XE』、『ロケット3R』向けにリリースする。

新製品は、二輪車世界初の内蔵型GoProコントロールシステムを搭載し、GoProをTFTディスプレイに接続することで、走行時のあらゆる瞬間を記録できる。TFTディスプレイと左手のスイッチキューブを介して、直感的にGoProの主要機能を操作可能。TFTディスプレイは、モード、動画撮影開始、動画撮影停止、写真撮影、バッテリー残量など、GoProカメラのステータスを示すシンプルなグラフィックアイコンを表示する。同システムは「Hero 5」および「Hero 5 Session」以降のすべてのGoProカメラに対応する。

Googleによるトライアンフ初のターンバイターンナビゲーションシステムは、Bluetooth接続モジュールを介して高精度なナビゲーションを実現する。トライアンフ正規販売店にて、マイトライアンフ コネクティビティモジュールをインストールすることで、信頼性の高い位置認識検索候補により、最大21の目的地を必要に応じて追加できる。マイトライアンフアプリ上でルートを選択して走行を開始すると、簡単なグラフィックアイコンを使用して、TFTディスプレイ上に明確な方向指示アイコンが表示される。

そのほか、スマートフォンとBluetooth ヘッドセットをTFTコネクティビティシステムにペアリングすることで、電話や音楽再生も可能。通話の発信や着信、SMSメッセージ通知などの電話機能は、音楽トラックの選択同様に、左手のスイッチキューブを介して操作できる。

トライアンフモーターサイクルズジャパンでは、新マイトライアンフ・コネクティビティシステムの発売に伴い、新マイトライアンフ・アプリのリリースを開始。走行ルートの記録、走行終了時の走行サマリー表示、サマリーの共有に加え、新マイトライアンフ・コネクティビティシステムにより、トライアンフ車両のTFTディスプレイ上で、Google提供のライブナビゲーションが利用可能。車両ステータスを監視し、オドメーター、平均燃料消費量、次回の点検整備までの時間/距離などの重要な情報を表示できる。

マイトライアンフ・コネクティビティシステムは、モジュール本体、モジュールおよびTFTディスプレイのソフトウェアアップデートを含めて価格は4万5540円。バイクへのモジュール装着には別途装着用キット(スクランブラー1200用4180円、ロケット3用1650円)が必要。その他のTFTディスプレイ採用モデルの装着キットは、2020年に順次発売予定。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. <新連載>[車内エンタメ最新事情]音楽を聴く場合、スマホはどう繋ぐ? 便利なのは? 音が良いのは?
  5. 不適切利用47%、カメラ式駐車場管理システムで判明…熊野白浜リゾート空港
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る