VW、自動運転の電動シャトル運行へ…2022 FIFAワールドカップに合わせて

フォルクスワーゲン I.D. BUZZ
フォルクスワーゲン I.D. BUZZ全 5 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は12月16日、2022年にレベル4の自動運転電動シャトルを、カタールの首都ドーハで運行するプロジェクトを発表した。

このプロジェクトは、「プロジェクト・カタール・モビリティ」と命名され、カタール投資庁と共同で行われる。フォルクスワーゲングループはカタール投資庁と協力して、必要とされるデジタルインフラなどを開発し、複数の自動運転電動シャトルを、ドーハの公共交通ネットワークに組み込む。

自動運転電動シャトルには、フォルクスワーゲンのEVの『ID. BUZZ』と、スカニアのバスをベースにした車両を使用する。ウエストベイ地区の規定ルートにおいて、ID. BUZZは最大4人の乗客を、スカニアのバスはそれ以上の乗客を輸送する。

さらに、フォルクスワーゲングループ傘下のAIDとMOIAは、サービスに必要な知識やアプリ向けソフトウエアを提供する。フォルクスワーゲングループの4つのブランドが、共同で都市モビリティプロジェクトに取り組むのは、初めてという。

このプロジェクトは、カタールでのサッカー「2022 FIFAワールドカップ」の開幕に合わせて、2022年内に稼働を開始する予定だ。将来の自動運転の技術的ショーケースを提供する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る