米国IIHS(道路安全保険協会)は12月17日、アウディ、ボルボカーズ、メルセデスベンツ、テスラの4社が、自動ブレーキを全乗用車に標準装備する目標を達成した、と発表した。
4つの自動車メーカーは当初、2022年の目標達成を目指していた。この目標を3年前倒しして、自動ブレーキの全乗用車への標準装備を実現している。
IIHSは自動ブレーキの標準化が2025年までに、4万2000件の衝突事故と2万人の負傷者を減らすと推定している。前面衝突警告に自動ブレーキを組み合わせた前面衝突防止システムは、追突事故を半分に減らせると見込む。
IIHSは、自動車メーカーによって報告されたデータは、2018年9月1日から2019年8月31日までに900万台以上の車両に自動ブレーキが標準装備されたことを示している。前年に対して、およそ30%増えた、としている。
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