パイオニアは、後付用品として販売したナビ連動型ドライブレコーダー約3万8000個に不具合があり、録画機能が停止するおそれがあるとして、国土交通省に自主改善の実施を届け出た。
対象となるのは、2018年7月10日~2019年10月2日にスズキ車向けに出荷された「99000-79BM8-000(ND-DVR1347ZS)」約1万9000個と、2018年10月11日~2019年10月28日にパイオニア製品として出荷された「VREC-DS600」約1万9000台の合計約3万8000個。対象製品のバージョンはスズキ車向けが「DVR-20180421」「DVR-20181214」「DVR-20190906」、パイオニアが「VREC-20180608」「VREC-20190311」。接続したナビゲーションでバージョンを確認できる。
対象製品は、制御プログラムが不適切なため、特定のタイミングで電源を落とした場合、録画機能が停止するおそれがあることが判明した。
自主改善として、スズキ車向けドライブレコーダーは、ソフトウェアのバージョンを確認し、対象の場合は制御プログラムを対策プログラムに書き換える。パイオニアドライブレコーダーは、更新プログラムを配信等し、使用者自身でインストールを実施して、対策プログラムに書き換える。
改善箇所不具合は76件発生、事故は起きていない。