巨大な“ブタ鼻”の下には…BMW X2 が初の大幅改良へ、デビューは2021年か

BWM X2 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
BWM X2 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 12 枚

BMWのコンパクト・クロスオーバーSUV『X2』改良新型プロトタイプを、カメラが初めて捉えた。BMWは現行型X2のプラグインハイブリッド車を開発中と伝えられているが、これとは別のモデルだ。

X2は、2016年パリモーターショーにて『コンセプト X2』を発表、その後2018年に市販型が公開され発売されており、これが初のLCI(Life Cycle Impulse=改良モデル)となる。

キャリアカーでの輸送中を捉えた写真で目をひくのは、何と言ってもそのフロントマスクだ。“ブタ鼻”のようなカモフラージュに覆われたその下には、全く新しいキドニーグリルが隠されているに違いない。最新のBMWラインアップにならって大型化が予想される。

またヘッドライト内部のLEDデイタイムランニングライトが再設計されるほか、ステッカーが貼られたフォグランプ部分も修正するはずだ。このプロトタイプは初期開発車両のため、まだ着手されていない部分も多いと思われ、今後リアバンパー、テールライトなども新デザインとなる可能性が高い。

BWM X2 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)BWM X2 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

キャビン内では、デジタルインストルメントクラスタのアップデートや、最新のインフォテイメントシステムやソフトウェアを搭載するはずだ。

パワートレインは、最高出力140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ターボエンジンを搭載する「xDrive18i」、および最高出力192psを発揮する2.0リットル直列4気筒ターボエンジン搭載の「xDrive20i」などがキャリーオーバーされる見込みだが、パフォーマンスや燃費の向上が図られる可能性もある。

BWM X2 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)BWM X2 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

さらに今後、現行モデルに設定される第5世代ドライブトレイン「eDrive」を採用するフルEVや、1.5リットル直列3気筒ターボチャージャー+電気モーターのプラグインハイブリッドもラインアップされる。

LCIモデルのワールドプレミアは、2021年内が有力だ。

BWM X2 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)BWM X2 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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