VWが移動式の充電ロボット開発、完全自動でEVなどを充電

フォルクスワーゲンの移動式の充電ロボット
フォルクスワーゲンの移動式の充電ロボット全 3 枚

フォルクスワーゲンは(Volkswagen)は、EVなどの電動パワートレイン車向けに、移動式の充電ロボットを開発した、と発表した。

ユーザーは、アプリまたはV2X通信を介して、電動車の充電を開始する。ロボットは、充電を必要とする車両に移動。車両の充電ソケットのフラップを開いてから、プラグを接続して、充電後の取り外しまで、充電プロセス全体が自動的に行われる。

移動式の充電ロボットのプロトタイプは、コンパクトな自動運転ロボットと、エネルギー貯蔵装置で構成されている。エネルギー貯蔵装置は、フル充電状態で約25kWhの蓄電容量を持つ。充電ロボットは、複数のエネルギー貯蔵装置を同時に動かせる。エネルギー貯蔵装置は、最大50kWの出力でDC急速充電を可能にする。

自動運転できるロボットには、カメラ、レーザースキャナー、超音波センサーが装備されている。これらのシステムの組み合わせにより、ロボットは充電プロセスを完全自動で行える。また、駐車エリア内を自由に動き回り、障害物を認識し、回避する。駐車場の広さに応じて、複数の充電ロボットを同時に使用して、複数の車両を充電できる。

フォルクスワーゲンは、充電ステーションが電動車両以外によってブロックされるという問題は、移動式の充電ロボットには存在しない、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る