ソフト99 コーティング剤G’ZOXに新ラインナップ、雨のドライブも楽しくなる?…東京オートサロン2020

ソフト99ブース(東京オートサロン2020)
ソフト99ブース(東京オートサロン2020)全 11 枚
ワックスなどカーケア用品を展開するソフト99は、東京オートサロン2020でガラス系コーティング『G’ZOX』の新ラインナップ3種を展示した。

4月発売予定の3種はリアルガラスコートシリーズとなり、撥水性に優れた『R』、水キレが良い疎水系コーティングの『H』、Rの撥水を維持しながら深い艶も実現した最上位モデルの『M』がある。


いずれも個人ユーザーではなく、ショップなどプロユース向けに販売する。新シリーズは従来品よりも作業工程を短縮させ、撥水や水キレ性能は向上させたという。

コーティングは水を粒状に弾いて流れていく様子が気持ちいい撥水系が人気だが、「雨染みが気になりやすい黒系ボディのクルマのユーザーには疎水系が好まれるケースもあります」と担当者。

撥水と比べて聞きなれない疎水だが、ブースではRとHで水はけの違いを紹介している(Mは未施工、施工済みの艶の比較)。見た印象は撥水が「点」で水が流れるとしたら、疎水は「面」で流れる感じだ。人気があるのは撥水だそうで、8割のユーザーが選ぶそうだ。



ちなみに新車の状態でコーティングの施工をした場合、1年に1回はショップで定期メンテナンスすることを前提にすると5年間ほどもつという。一度のコーティング料金は決して安いものではないが、雨を弾く性能が上がると雨の日のドライブも楽しくなったりする。それに“走り”のチューンナップには手が出せない人でも、ボディのコーティングなら検討も難しくはないだろう。

コーティングは塗装の上に皮膜を作るために、メーカーの塗装だけのクルマと比べると耐久性や防汚性で勝る。これは目で見ても効果がわかりやすい。

新車を購入しても、誰もが皆コーティングをするわけではない。クルマ好きのオーナーが少しでも綺麗に保っておきたかったり、洗車は面倒でなるべくしたくなかったり……。さまざまな思いで一部の人がクルマにコーティングをする。

作業工賃も加えた価格面の壁もありシニア層に人気があるというが、担当者は「若い人たちにもコーティングの良さを知ってもらいたい」と目を細めていた。ブースに展示された車両はMがコーティングされたものだが、ライトアップされて光り輝いていた。

《Hideyuki Gomibuchi》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  3. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  4. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  5. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る