アストンマーティンの「流儀」…東京オートサロン2020

クーペのよう!というギャラリーの声も。アストンマーティン、東京オートサロンにDBXを出展。
クーペのよう!というギャラリーの声も。アストンマーティン、東京オートサロンにDBXを出展。全 26 枚

アストンマーティンは東京オートサロンに『DBX』と『DBSスーパーレッジェーラヴォランテ』の2台を展示した。

2019年11月に発表されたばかりのDBX、広く大々的に一般公開される貴重な機会にもなっており、かなり注目となっている。「一度見てほしい」とアストンマーティンでは話す。

「写真ではどうもこの魅力をお伝えしきれないと思うのです。非常に凝ったディテールの処理、そして繊細なライン、同時に、他に類を見ない力強い造形を持っています」

「そして悪路走破性、ユーティリティ、ホスピタリティなど、多くの面でオリジナリティにに溢れた作り込みがなされたモデルであるということは、一度実車を見ていただかないとお判りいただけない部分かもしれません」

5mを超える全長のボディは堂々たるものながら、「流麗」「クーペのよう」といった声もギャラリーからは聞かれた。前席ドアの開閉一つを見ても、ボディパネルの境界部分で単に外側にせり出すだけではなく、ドアの前方が複雑にボディ内側に格納されるように開閉。巧妙なギミックではあるものの、都市部などで、決して、コンパクトとはいいがたいボディサイズのクルマの利便性を向上させることにも寄与している。

「このモデルは、すでにアストンマーティンに乗っているファンにとっての利便性の高い一台という需要と、今までアストンマーティンになじみのなかったユーザーにとって初めての一台という選択肢、両方の役割を持っています」

エンジンルームを見るとほかのアストンマーティンでもそうであったようにエンジンは手組み。担当した職人のネームプレートが貼られていた。伝統的でありながら初のSUV。まさに百聞は一見に如かず、だ。

《中込健太郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  4. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る