ホンダ・トヨタ・日産がトミカをデザイン、実車も登場予定…発売50周年記念企画

トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクトの各種デザイン画。第1弾。
トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクトの各種デザイン画。第1弾。全 19 枚

2020年に発売50周年を迎えるミニカーの「トミカ」。メーカーのタカラトミーは、ユーザー参加型イベントを開催するほか、記念商品の発売、アニメ化に伴うメディアミックス、他業種とのコラボレーションなどを展開し、1年を通じてトミカを盛り上げていく。

その目玉となる「トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクト」では、ホンダ、トヨタ、日産の3社が協力。各社デザイナーがトミカのためだけの特別な50周年デザインを考える夢の企画だ。各社スポーツカーをベースに、それぞれの車両に合うデザインを各社の社内コンペで決定。それぞれのデザインで装飾された実車両も様々なイベントで登場する。

プロジェクト第1弾は「ホンダ シビック タイプR トミカ50周年記念仕様 designed by ホンダ」(4月発売)、第2弾は「トヨタ GR スープラ トミカ50周年記念仕様 designed by Toyota」(6月発売)、第3弾は「日産GT-R トミカ50周年記念仕様 designed by NISSAN」(8月発売)。予定価格(税別)は各800円。いずれも実車両を発売月に開催されるトミカ博や東京おもちゃショーで公開する予定だ。

また10月には、「トミカ50周年ファン感謝祭」を開催する予定だ。事前に投稿形式のフォトキャンペーン「TOMICA FAN AWARDS」を実施し、入賞者をステージイベントに招待。TOMICA FAN AWARDS授賞式や特別なステージショーを実施する。また、誰でも参加できる「TOMICA FAN MUSEUM」も同時開催。TOMICA FAN AWARDSの作品や、50周年記念の実車展示、特別フォトスポットなどを通して、トミカ50年の歴史を振り返ることができる。さらに、トミカ50周年の展示・物販イベント「トミカ50th サンクスフェス」を商業施設にて開催。トミカの歴史展示、巨大ジオラマ、トミカ50周年フォトスポットなどをご用意するほか、親子で楽しめるステージショーを実施する。

トミカ発売50周年記念商品では、1970年に発売した初代のトミカ6車種を、現在のトミカに合わせた仕様・金型で再現した「トミカ50周年記念コレクション」(各700円)を発売中。さらに「トミカ50周年ヒストリーセレクション」を、トーハン独占販売のMVPブランドとして、2月より書店で発売する。ヒストリーセレクションでは半世紀に渡るトミカの軌跡をたどり、10年ごとに“今でも印象的な一台"をセレクト。その時代と車種についての解説をトミカとともに楽しめる、本のように表紙が開く箱入り仕様となっている。書店でしか手に入らないオリジナルモデルとして、2月発売の「1970-1979 Vol.1」から、12月発売の「2020 Vol.6」まで、年間全6台を、偶数月ごとに発売する。

また、トミカの1/43スケールシリーズ「トミカプレミアムRS」シリーズの第3弾商品として、「トミカ プレミアムRS トヨタ2000GT(白/赤)」(各3500円)を1月18日に発売。1/64スケールミニカーブランド「トミカリミテッド ヴィンテージ」より、記念商品としてトミカ誕生初期の1972年に発売された「日産セドリック2000GL」「三菱ギャランGTO MR」を、トミーテックの精密技術でよりハイクオリティに再構成した大人向けのトミカを発売する。

さらに4月には、「トミカ」がテーマのテレビアニメを放送開始。アニメ放送のほか、周辺玩具商品、キッズアミューズメントゲーム、雑誌連載など各方面でメディアミックス展開していく。加えて、「はとバス」や「ロッテ チョコパイ」、「東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾート」など、様々な業種と年間を通じてコラボレーションを行っていく予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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