ホンダ シビック、熟成のマイナーチェンジ…東京オートサロン2020[インタビュー]

本田技術研究所四輪R&Dセンター第10技術開発室技術企画ブロック主任研究員の松井充さん
本田技術研究所四輪R&Dセンター第10技術開発室技術企画ブロック主任研究員の松井充さん全 17 枚

ホンダは東京オートサロン2020において、『シビック』のマイナーチェンジモデルを公開した。発売は1月23日から。会場においてその改良ポイントなどを開発責任者に話を聞くことが出来たので、レポートする。

【画像全17枚】

シビックのありたい姿を求めて

今回のマイナーチェンジのポイントについて、本田技術研究所四輪R&Dセンター第10技術開発室技術企画ブロック主任研究員の松井充さんは、「ハッチバックはもともとあったスポーティさにさらに上質さを加えた。セダンは現在の質感にスポーティーさをもう少しプラスした」と説明。

「シビックは一度日本市場から撤退したが、現行で復活。その結果、多くのお客様の支持を得ている。今回はその支持の幅を広げたいという位置付けでアップデートした」と述べ、「お客様の声とともに、自分たちでシビックのありたい姿とは何だろうと色々議論しながら、タイプRを含めて全てのマイナーチェンジを行った」とした。ホンダ・シビック(東京オートサロン2020)ホンダ・シビック(東京オートサロン2020)

いたずらにデザインは変えない

それぞれのポイントについて松井さんは、「セダンは上質さを際立たせるために、トップロードサンルーフをオプション設定。また防音性能を上げた。適材適所に防音材を追加しタイヤからくるロードノイズや風切音などを抑えている」という。

一方セダンに関しては、「バンパー全体を横基調のデザインにすることでワイド&ローに見えるようにスポーティさを高めた。同時にフォグランプベゼルの周りやリアにメッキのバーを追加することで上質さも向上させた」と述べる。

そのほか細かい点として、「スイッチの使い勝手を少し変えるなど、見えないところも少しずつ変更した。実はスイッチの角が少しトゲトゲしいものがあったのでその角を落とし、使いやすくしている」と話す。

松井さんは今回のマイナーチェンジについて「熟成方向だ。いたずらにデザインを変えるのはこのクルマとして正しい姿ではなく、本質的なところをどんどん高めるのがこのシビックシリーズのマイナーチェンジの大きな意図だ。乗ってもらうとしっかりと分かるようなところをアップデートする。そういう大きなこだわりを持って開発した」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』のセンターディスプレイ専用に設計、ディーフ「保護フィルム」2製品を発売
  2. 人気のコンパクトミニバン、トヨタ『シエンタ』に次期型の情報…土曜ニュースランキング
  3. 三菱のスーパーセダン『ランエボ』ついに復活? 400ps超、PHEVの可能性
  4. ジープ、フィアット、アルファロメオの3車種3989台にリコール…火災のおそれ
  5. 日産の株価が3日続伸…国内生産台数100万台へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 生活道路の法定速度が30km/hへ、9月1日から引き下げ---ここまで影響アリ
ランキングをもっと見る