ルノー世界販売、アルピーヌは新型 A110 効果で2.3倍に 2019年

アルピーヌ A110S
アルピーヌ A110S全 5 枚

ルノーグループ(Renault Group)は、2019年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は375万3723台。前年比は3.4%減と、7年ぶりに前年実績を下回った。

全販売台数375万3723台の主な内訳は、乗用車が前年比4.1%減の312万9434台と、2年連続のマイナス。一方、LCV(小型商用車)は、0.7%増の62万4289台とプラスを維持した。

またブランド別では、ルノーが前年比6.9%減の235万7093台と、2年連続で減少した。ダチアは前年比5.1%増の73万6570台と、引き続き前年実績を上回る。韓国のルノーサムスンは、6.9%減の7万9081台と、3年連続で減少した。2017年に傘下入りしたロシアのラーダは2019年、3.6%増の41万2889台と、3年連続で伸びた。アルピーヌは、新型『A110』効果で、前年のおよそ2.3倍の4835台を販売した。

市場別実績では、欧州が堅調だった。2019 年のルノーグループの欧州新車販売は194万5821台で、前年比は1.3%増と7年連続で前年実績を上回った。地元フランスでの市場シェアは、25.9%としている。

国別の販売台数ベスト5は、フランスが69万8723台で引き続き首位となり、前年比は1.3%増だった。以下、ロシアが50万8647台、ドイツが24万7155台、ブラジルが23万9174台、イタリアが22万0403台で続いている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る