シトロエン（Citroen）は、2020年に電動モデル6車種を発売する計画を発表した。
シトロエンは2019年11月、ブランド初のプラグインハイブリッド車（PHV）として、『C5エアクロスSUVハイブリッド』の受注を欧州で開始した。C5エアクロスSUVハイブリッドは、シトロエンの新たなフラッグシップモデルの『C5エアクロスSUV』をベースに、PHVパワートレインを搭載したモデルだ。
PHVパワートレインは、エンジンが直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボで、最大出力180hpを発生する。エンジンと8速ATの間にレイアウトされるモーターは、最大出力109hp、最大トルク32.6kgmを引き出し、システム全体で225hpのパワーを獲得する。駆動方式は4WDだ。
バッテリーは蓄電容量13.2kWhのリチウムイオンで、後席の床下に搭載される。EVモードでは、最大50kmをゼロエミッション走行できる。この効果もあって、欧州での燃費は58.8km/リットル、CO2排出量39g/km（いずれもWLTP計測）の高い環境性能を実現している。また、EVモードの最高速は135km/hとした。
シトロエン C5 エアクロス SUV ハイブリッド（参考画像）シトロエンは、このC5エアクロスSUVハイブリッドに続く形で、2020年に電動モデル6車種を発売する計画だ。さらなる詳細については、2月27日に明らかにする、としている。