只見線のキハ40形、3月に定期運行を終了…最後は郡山-会津若松間を1往復 3月21・22日

只見線で運用されている「東北地域本社色」のキハ40形。写真は引退後に小牛田運輸区に留置されていた陸羽東線・石巻線のキハ40形。
只見線で運用されている「東北地域本社色」のキハ40形。写真は引退後に小牛田運輸区に留置されていた陸羽東線・石巻線のキハ40形。全 4 枚

JR東日本仙台支社とびゅうトラベルサービス東北支店は1月23日、只見線でのキハ40形の定期運行が3月14日のダイヤ改正で終了することを記念した列車「ありがとう只見キハ40」を3月に運行すると発表した。

只見線では1979年からキハ40形が運用に入り、1991年以降に本格運用を開始。「東北地域本社色」(東北地域本社は現在の仙台支社)と呼ばれる、クリーム色に緑の塗色が施された車両が使われていた。

只見線に定期運用を持つキハ40形は、2019年4月時点で郡山総合車両センターに500番台8両、2000番台5両の計13両が配置されていたが、3月14日に実施されるダイヤ改正では新鋭のキハE120形が定期運用を担うことになっている。

記念列車は3月21・22日に運行され、3月21日は仙台~会津川口~会津若松間で運行。時刻は仙台10時37分頃発~郡山13時54分頃着・14時5分頃発~会津若松15時50分頃着・16時頃発~会津川口17時51分頃着・18時13分頃発~会津若松19時41分頃着。200人を募集し、旅行代金は大人1万2000円・子供8000円。

翌3月22日は郡山~会津若松間で運行され、これがラストランとなる。時刻は郡山11時50分頃発~会津若松13時24分頃着・15時25分頃発~郡山17時12分頃着。片道につき300人を募集し、旅行代金は大人5500円・子供4500円。

いずれも申し込みは1月24日11時から、JR東日本仙台支社のウェブサイト「おすすめの旅」、びゅう予約センター、宮城・福島・山形県内の主要駅にある「びゅうプラザ」の店舗で受け付ける。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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