メルセデスベンツ EQC、ブランド初のEVを出展へ…デリーモーターショー2020

ツインモーターは408hp

複数のドライブモードが切り替え可能

最新のデジタルコックピット

メルセデスベンツ EQC
メルセデスベンツ EQC全 17 枚

メルセデスベンツは、2月にインドで開催されるデリーモーターショー2020(オートエキスポ2020)に、ブランド初の市販EVの『EQC』(Mercedes-Benz EQC)を出展すると発表した。

【画像】メルセデスベンツ EQC(全17枚)

「EQ」は、メルセデスベンツが立ち上げた電動車に特化したサブブランドだ。EQブランドの最初の市販車として登場したEVが、SUVのEQCとなる。

EQCは電動SUVで、ボディサイズは、全長4761mm、全幅1884mm、全高1623mm、ホイールベース2873mmだ。マルチビームLEDヘッドライトが組み込まれたフロントマスクには、メルセデスベンツの新世代電動ブランドのアイデンティティを表現している。

ツインモーターは408hp

EQCには、メルセデスベンツが新開発した電動パワートレインを採用する。モーターは前後に2個搭載し、4輪を駆動する4WDの「4MATIC」になる。2個のモーターは、合計で最大出力408hp、最大トルク77.5kgmを引き出す。前後アクスル間で走行状況に応じて、トルク配分を行う。動力性能は、0~100km/h加速を5.1秒で駆け抜ける。最高速はリミッターによって、180km/hに制限される。メルセデスベンツ EQCメルセデスベンツ EQC

バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は80kWhと大容量だ。重量は652kgで、車体中央の低い場所にレイアウトされる。1回の充電での航続は、欧州のNEDC(新欧州サイクル)計測モードで最大471kmだ。急速充電は、欧州や米国ではコンボ方式、日本や中国ではチャデモ方式に対応しており、バッテリーの80%の容量なら、充電はおよそ40分で完了する。

複数のドライブモードが切り替え可能

EQCには、特性の異なるさまざまなドライブモードを採用する。「コンフォートモード」では、アクセルペダル特性は快適な運転スタイルを支援する。運転の仕方によっては、ダイナミックな特性に自動的に切り替わる。「エコモード」は、効率重視で電力消費率を抑えるモードだ。「スポーツモード」は、高いレスポンスによりスポーティな走行性能を追求する。「インディビジュアルモード」は、走行特性、サスペンション特性、ステアリング特性を個別にカスタマイズ設定できる。

バッテリーへのエネルギー回収量は、ステアリングホイール裏のパドルにより、4段階の調整が可能だ。パドルは左側が回生レベルの上昇、右側が低減のスイッチとなっており、コースティングから強度の回生ブレーキまで、4段階に切り替えられる。メルセデスベンツ EQCメルセデスベンツ EQC

最新のデジタルコックピット

EQCには、最新のデジタルコックピットを採用する。デジタルコックピットは、『Eクラスセダン』から導入が開始された装備だ。EQCには、2つの高精細ワイドディスプレイを設定する。この10.25インチの2つのディスプレイを一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイとした。

このディスプレイは、空中に浮かんでいるように見え、インテリアデザインの水平方向の流れを強調する中心要素になるものだ。インストゥルメントクラスターとなるこのコックピットディスプレイは、ドライバーの視野に直接入るさまざまな情報を表示する大型ディスプレイと、センターコンソール上方のセンターディスプレイで構成されている。

「MBUX」は音声認識アシスタントを採用

EQCには、メルセデスベンツの新世代のインフォテインメントシステム「MBUX」を装備する。MBUXとは、メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンスの略だ。MBUXでは、AI(人工知能)を導入した音声認識アシスタントを採用する。ユーザーが「ハイ、メルセデス」と呼びかけるだけで、音声認識アシスタントが起動し、ユーザーの求めるさまざまなサービスを提供してくれる。

EQC向けのMBUXは専用設計となっており、航続、充電状況、エネルギーフローなどの各種情報を表示する。ナビゲーション、運転モード、充電、出発時間なども、MBUXによって制御や設定が行える。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  2. クスリのアオキホールディングス、「cars WELLNESS」導入…従業員と社用車向けに
  3. ホンダ『N-BOX』改良新型、「CUSTOM」が表情一新…6月22日から先行予約
  4. トヨタが『カローラクロス・ピックアップ』開発中か? 日本市場でヒットの予感
  5. 「カッコいい!」「いかつくなってる」ホンダ『N-BOX』改良新型で表情一新!SNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「全固体なら勝てる」は本当か、LFP時代に問われる日本の電池戦略…矢野経済研究所 エネルギー&モビリティグループ 部長 田中善章氏 [インタビュー]
  2. ブリヂストンが新ホースブランド「ØPTIFY」発表、タイヤ事業のノウハウ応用…水素ステーション向け水素充填ホースも
  3. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  4. マツダの車載CO2回収装置、走行中の貯蔵に初成功…回収量は前回比9.6倍の804gに
  5. 「もはや地図事業だけではないHERE」…人とくるまのテクノロジー展2026初出展の背景を枝代表に訊ねる
ランキングをもっと見る