北九州空港アクセスで小型自動運転バスのプレ実証へ

中型自動運転バスの実証に向けたプレ実証実験の概要
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経済産業省と国土交通省は1月22日、中型自動運転バスによる実証実験に向けて、福岡県北九州市、苅田町地域で西日本鉄道が2月3日から2月29日まで、小型自動運転バスを使ってプレ実証を実施すると発表した。

経済産業省、国土交通省では、産業技術総合研究所に委託して「高度な自動走行システムの社会実装に向けた研究開発・実証事業:専用空間における自動走行などを活用した端末交通システムの社会実装に向けた実証」を実施している。

委託事業の一環として、中型自動運転バスの実証実験を実施する予定で、中型自動運転バスの開発を進めるとともに、2019年10月16日に実証実験を行う5地域のバス運行事業者を選定し、各地域で実証実験に向けた準備を進めている。

今回、各地域における準備を円滑に進めるため、5つの地域のうち、福岡県北九州市、苅田町地域で、小型自動運転バスを用いたプレ実証を西鉄が実施する。具体的には、2020年2月3日から29日まで北九州空港と朽網駅間の一般道約10.5kmでプレ実証する。プレ実証では、小型自動運転バスを使用するが、開発中の中型自動運転バスの搭載機能について技術検証を行う。

今回のプレ実証は、中型自動運転バスの実証実験を行う5地域の1地域のみで行うが、他の地域のバス事業者にプレ実証の成果を共有することで、他の地域における実証実験の準備にも生かしてもらう。

西鉄、中型自動運転バスの実証実験を北九州エリアで開始へ

西鉄と西鉄バス北九州は、自動運転バスの社会実装に向けて中型自動運転バスの実証実験を2月より北九州エリアで開始すると発表した。

近年、多くのバス事業者が「バス運転士の不足」と「利用者減少に伴う採算悪化」という課題を抱える中、自動運転バスは省人化や運行本数拡大など、利便性向上に寄与するものと期待されている。

実証実験は、西鉄バス北九州が運行する路線バス「朽網(くさみ)駅~北九州空港線」(約10.5km)と同じルートで行う。北九州空港と最寄り鉄道駅であるJR朽網駅を結ぶこの路線は、空港の二次交通として重要な路線であるほか、地域住民や従業員の交通手段としての役割も担っている。また、同ルートは区間を通して概ね道路幅が広く交通量も少ないため、走行環境の面でも適していると考えられることから実験区間に選定された。

実証実験は、2月に小型自動運転バスを用いる実験(プレ実証評価)と、7月以降に中型自動運転バスを用いる実験(実証評価)の計2回を実施。プレ実証評価では、1日4往復程度運行し、安全性の確認や諸課題の洗い出しを行い、その結果を踏まえて実証評価に臨む。

《レスポンス編集部》

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