根室本線芦別-富良野間は2月5日に再開…損壊架道橋をコンクリートと鋼板で補修

滝川、芦別方面からは2か月余ぶりに列車が来ることになった富良野駅。
滝川、芦別方面からは2か月余ぶりに列車が来ることになった富良野駅。全 2 枚

JR北海道は1月29日、架道橋の一部損壊により運行を見合わせていた根室本線芦別~富良野間を2月5日に始発から再開すると発表した。

問題の野花南(のかなん)架道橋は、2019年11月21日、アンダークロスしている国道38号線を通過していたトレーラーに積まれた重機が接触したことにより、下部が一部削れた状態になった。

その影響で当初、根室本線芦別~富良野~東鹿越(ひがししかごえ)間で列車の運行を見合わせたほか、滝川~芦別間では列車運行と並行して、バスやタクシーによる代行輸送を実施。東鹿越~新得間の代行バスも時刻が変更された。

このうち、富良野~東鹿越間については2019年12月3日から列車の運行が一部再開されたが、滝川方面から車両を送り込めないため、富良野で接続する富良野線を利用して旭川方面からキハ40形3両編成が回送される珍しいシーンを見ることができた。

JR北海道では損傷部分をコンクリートと鋼板で補修したとしており、芦別~富良野間では2か月余ぶりに列車運行が再開される運びとなった。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  4. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  5. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る