VWグループ、マイクロソフトとの提携を拡大

VWグループとマイクロソフトとの提携のイメージ。コンピューターラボにおける協業。
VWグループとマイクロソフトとの提携のイメージ。コンピューターラボにおける協業。全 1 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は1月28日、マイクロソフト(Microsoft)との提携を拡大すると発表した。

フォルクスワーゲングループはマイクロソフトと提携して、クラウドベースのプラットフォーム、「フォルクスワーゲン・オートモーティブ・クラウド」を開発し、すべてのデジタルサービスでカスタマイズ可能なマーケティングプラットフォームを設計している。

フォルクスワーゲングループは2020年以降、年間500万台以上の新車をインターネットに接続できるコネクテッドカーにする計画だ。フォルクスワーゲンはこの自動車向けクラウドの技術基盤として、マイクロソフトのクラウドサービス、「アジュール」(Azure)を導入した。

フォルクスワーゲングループはマイクロソフトと協力して、フォルクスワーゲン オートモーティブ クラウドを開発する。これにより、モビリティサービスを活用し、車内でのユーザー体験、テレマティクスなどの新しいサービスとソリューションを実用化していく。

フォルクスワーゲングループは今回、マイクロソフトとの提携を拡大すると発表した。提携拡大の最初の共同プロジェクトとして、デジタル化とCO2排出量の削減に取り組む。

マイクロソフトは、フォルクスワーゲングループにデジタルトレーニングプログラムを提供する。さらに両社は、人工知能(AI)を使用して、CO2排出量を削減する方法を探っていく、としている。

《森脇稔》

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