三菱自動車など4社、タカタ製エアバッグでリコール…1995-1999年モデル7万台

タカタ製エアバッグ(ホンダ車) (c) Getty Images
タカタ製エアバッグ(ホンダ車) (c) Getty Images全 2 枚

三菱自動車、マツダ、スズキ、三菱ふそうトラック・バスは1月30日、合計21車種、約7万台について、運転席側のタカタ製エアバッグが正常展開しないおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

タカタ製エアバッグについては、ガスを発生するインフレータが異常破裂し、金属片が飛散する不具合が発生しているため、2009年以降、各メーカーがリコールを実施してきた。しかし、これまでと違うタイプのインフレータを用いたエアバッグによる死亡・重症事故が豪州で発生。国土交通省は、同タイプのエアバッグ・インフレータを搭載した車両を製造した自動車メーカー7社に対し、原因究明などを指示していた。

今回のリコールでは各メーカーとも、全車両、予防的措置としてエアバッグインフレーターを代替品と交換。部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内するとしている。

対象車両は1995年から1999年(一部除く)に製造されたモデルで以下の通り。

スズキ

エスクード
プロシード レバンテ

2車種/1万0584台
製造期間:1997年10月23日~1999年6月16日

マツダ

ミレーニア
ユーノス800

2車種/1万3732台
製造期間:1996年4月23日~1999年11月16日

三菱自動車

FTO
RVR
RVRスポーツギア
RVRワイルドギア
シャリオ
デリカ
トッポBJ
トッポBJワイド
パジェロ
パジェロイオ
ミニカ
ミラージュ
ミラージュディンゴ
ランサー
リベロ

15車種/約4万6600台
製造期間:1995年1月6日~1999年9月30日

三菱ふそうトラック・バス

ふそうスーパーグレート
ふそうローザ

2車種/382台
製造期間:1996年6月26日~2002年12月27日

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る