特急『富士』が復活、相模線には『IZU CRAILE』入線 4月4日

臨時特急『富士』に使用されるJR東海の373系。
臨時特急『富士』に使用されるJR東海の373系。全 1 枚

JR東日本とJR東海は1月30日、「静岡デスティネーションキャンペーンアフターキャンペーン」(静岡DCアフターCP)を4月1日から6月30日まで展開することに伴なう、臨時列車の運行計画を発表した。

それによると、御殿場線と身延線では4月4日、かつて東京発着の九州特急として名を馳せた『富士』の名が復活。特急『富士』が松田~富士宮間で運行される。

時刻は松田12時30分発~富士宮15時2分着で、373系6両編成が充当される。『富士』の名が一般営業列車に使用されるのは、東京~大分間の『富士』が2009年3月に廃止されて以来、およそ11年ぶりとなる。

ちなみに特急『富士』は、1934年12月のダイヤ改正まで、国府津~沼津間を、当時、東海道本線の一部だった御殿場線を経由して運行されており、同線の一般営業列車に『富士』の名が登場するのはそれ以来となる。

また、相模線には、通常、小田原~伊豆急下田間で運行されている651系『IZU CRAILE(伊豆クレイル)』が4月4日に入線する。時刻は橋本10時36分頃発~伊豆急下田14時11分頃着。

このほか、6月6日には、浜名湖エリア向けにキハ75形による臨時列車(名古屋8時23分発~新所原10時2分着)が、6月27日にはJR東日本の485系「華」による臨時列車(熱海10時44分発~浜松14時59分着)が東海道本線に姿を現す。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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