JR東日本仙台支社は1月30日、磐越西線郡山~会津若松間で3月14日から運行を開始する電車快速『あいづ』に導入される、指定席着席サービスの詳細を明らかにした。
このサービスは、2019年3月にJR東日本と福島県、会津若松市の3者が「会津若松駅前広場の整備等を起点とした会津地域の観光振興等に関する包括連携協定」を締結したことを受けての取組みで、E721系2・4両編成のうち、1両のおよそ半分にリクライニングシート14席を設置する。
快速『あいづ』の時刻は、下り郡山発が10時41分(1号)、15時45分(3号)、19時48分(5号)。上り会津若松発が9時9分(2号)、14時13分(4号)、17時10分(6号)で、2・5号は2両編成、その他は4両編成で運行される。
春の臨時列車扱いとなるため、当面の運行日は6月30日までの毎日となっており、4月13~17日は、メンテナンスの都合で指定席車両非連結となる(4月17日は5号のみ連結)。7月1日以降の運行日については夏の臨時列車として後日発表される。
透明のパーテーションを設ける半個室状の指定席。リクライニングシートを14席設置。なお、指定席車両は、営業開始に先駆けた2月22日から3月13日まで自由席として先行使用される。