VWトレイトン、米ナビスターに買収を提案…商用車の世界リーダー目指す

VWトラック&バス「トレイトン」のスカニア、フォルクスワーゲン・トラック・バス、MAN
VWトラック&バス「トレイトン」のスカニア、フォルクスワーゲン・トラック・バス、MAN全 2 枚

フォルクスワーゲングループの商用車部門のトレイトン(TRATON)は、米国の商用車大手のナビスター(Navistar)に対して、買収を提案した、と発表した。

トレイトンは現在、ナビスターの発行済み普通株式の16.8%を所有している。トレイトンは今後、ナビスターの発行済み普通株式のすべてを取得し、買収することを目指している。

トレイトンは傘下に、欧州に本拠を置くスカニアとMAN、ブラジルに本拠を置くフォルクスワーゲン・トラック・バスを擁する。欧州と南米市場でのトレイトンの主導的地位に、北米でのナビスターの存在を組み合わせることで、商用車メーカーのグローバルリーダーになることを目指すという。

トレイトンとナビスターは2017年以来、戦略的提携によって、購買力の向上と新しいテクノロジーの統合などの面で、大きな価値をもたらしてきた。トレイトンは、世界の商用車業界が進化し続ける中、買収提案が論理的な次のステップであり、さらに大きな利益をもたらすものになる、としている。

《森脇稔》

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