【フォーミュラE】世界選手権昇格の2020/2021シーズンを戦うマシン“Gen2 EVO”を公開

フォーミュラEの2020/2021シーズン用マシン“Gen2 EVO”。
フォーミュラEの2020/2021シーズン用マシン“Gen2 EVO”。全 8 枚

フォーミュラEの“次季”、世界選手権昇格初シーズンとなる「2020/2021シーズン」を戦うマシン“Gen2 EVO”の画像が公開された。

電気自動車のフォーミュラレース「フォーミュラE」は2014/2015シーズンが初季で、現在(2020年2月時点)は“シーズン6”とも呼ばれる2019/2020シーズンが進行中、そして現役のマシン(シャシー)はシーズン5から使用されている第2世代のものだ。この“Gen2”はシーズン8まで計4季にわたり継続使用される予定になっており、その任期の中間にあたるタイミングで改良型の“Gen2 EVO”へと変貌する。

公開画像を見ると、フロントやリヤのウイング(周辺)、さらにはドーサルフィン(シャークフィンとも呼ばれる背びれのような位置のフィン)等が新鮮に映る“Gen2 EVO”。「エボ化」による見た目の変化の幅は小さくない印象だ。各陣営はこのマシンにそれぞれのパワートレーンを組み込んで、今年2020年の(北半球における)秋~初冬に開幕する予定のシーズン7を戦う。

フォーミュラEは次季(シーズン7、2020/2021シーズン)からのFIA世界選手権昇格が決まっており、“Gen2 EVO”はその魅力的なルックスで世界選手権としての幕開けシーズンを彩ることになる(Gen2 EVOの実車は今年3月3日、ジュネーブショーにて公開される予定)。

[追記:2020年4月9日発表の内容] 新型コロナウイルス問題の影響を鑑み、Gen2 EVOの導入を2021/2022シーズンへと先延ばしする方針等が合意された。

《遠藤俊幸》

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