マツダ、営業益43.3%減…為替など影響 2019年4-12月期決算

マツダ本社(広島)
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マツダは2月5日、2019年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。営業利益は同43.3%減の323億円と大幅な減益となった。

第3四半期連結累計期間のグローバル販売台数は、主要市場での需要縮小等の影響により、同5.4%減の110万6000台となった。市場別内訳は、国内が同7.3%減の13万9000台、北米は同4.7%減の30万5000台、欧州が同11.3%増の21万9000台、中国は同10.1%減の17万5000台。その他地域は同13.0%減の26万9000台だった。

販売台数の減少などより、売上高は同2.5%減の2兆5563億円。営業利益は販売費用の抑制と単価改善の効果があったものの、為替の影響などにより、同43.3%減の323億円となった。経常利益は、持分法による投資利益151億円を計上したことから、同39.6%減の501億円。純利益は税金費用142億円などにより同8.4%減の324億円となった。

今期の連結業績見通しは、売上高3兆5000億円(前期比1.8%減)、営業利益600億円(同27.1%減)、経常利益700億円(同39.7%減)、純利益430億円(同31.9%減)とした前回予想を据え置いた。

なおグローバル販売台数を150万台(前回予測155万台)へ下方修正、想定為替レートは対USドルを109円(同107円)に、対ユーロを121円(同119円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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