キャデラック エスカレード 新型に初の「スポーツ」、2020年後半に米国発売へ

スポーツはブラック仕上げのグリルやトリムが特長

最新の磁性体サスペンションを搭載

ハンズフリーの部分自動運転が可能

キャデラック・エスカレード 新型のスポーツ
キャデラック・エスカレード 新型のスポーツ全 17 枚

キャデラックは、新型『エスカレード』(Cadillac Escalade)に「スポーツ」を初設定し、2020年後半に米国市場で発売すると発表した。

画像:キャデラック・エスカレード 新型のスポーツ

スポーツはブラック仕上げのグリルやトリムが特長

スポーツには、エクステリアにブラック仕上げのメッシュグリルとブラックトリムが装備される。キャデラックは、エスカレード新型に、スポーツ、「ラグジュアリー」、「プレミアムラグジュアリー」、「プラチナ」を用意した。ラグジュアリーとプレミアムラグジュアリーは、明るいガルバノフィニッシュトリムが特長だ。最上級グレードとなるプラチナは、専用の内外装を備える。

スポーツのフロントグリルは、横基調のメッキではなく、メッシュパターンのブラック仕上げとなる。前後バンパーの下部やサイドシル、ルーフレールなども、ブラック仕上げとした。足元は、ハイグロス塗装のアルミホイールで引き締めている。

最新の磁性体サスペンションを搭載

シャーシテクノロジーは強化されたものを導入する。新開発の独立式リアサスペンションは、ドライビングダイナミクスを大きく変え、左右の後輪がそれぞれ路面からの入力を最適に処理する。キャデラックによると、乗り心地、ステアリングレスポンス、ドライバーのコントロール性を、大幅に向上させているという。キャデラック・エスカレード 新型のスポーツキャデラック・エスカレード 新型のスポーツ

また、キャデラックの磁性体サスペンション技術「マグネティックライドコントロール」の最新版が搭載される。センサーを使用して路面状況を読み取り、ダンパーの減衰率をほぼ瞬時に変更する。キャデラックによると、コンピューター制御のダンパーよりも速く反応し、大型のSUVにありがちな垂直方向に共振する動き、ロール、振動を低減するという。

新開発の「エアライドアダプティブサスペンション」も、マグネティックライドコントロールと組み合わせた新しいシステムとして利用できる。エアサスペンションは、4つの車輪で継続的かつ自動的に、車高の調整と負荷の平準化を行う。高速道路を走行する場合、システムが自動的に車高を下げて、空力性能を向上させる。また、スイッチ操作より、サスペンションが51mm低くなり、乗員の乗降性を支援する。オフロードを走行する場合には、車高を引き上げることもできる。

電子式LSDの「eLSD」が、後輪のより正確なトラクションとパワーエンゲージメントを可能にする。可変式のクラッチエンゲージメントは、コーナリングや雨天などの条件を含め、ほとんどのシーンで後輪に駆動トルクを送り続けるという。キャデラック・エスカレード 新型キャデラック・エスカレード 新型

ハンズフリーの部分自動運転が可能

ハンズフリーの部分自動運転が可能な「スーパークルーズ」の最新版を採用する。
スーパークルーズは、地図情報データベース、ライダー(LiDAR)、高精度GPS、最新のドライバーアテンションシステム、カメラとレーダーセンサーのネットワークを組み合わせたもの。緊急時には、車載テレマティクスサービスの「オンスター」と連動する機能も備えており、ユーザーは、米国とカナダの延べ32万kmの高速道路を、ハンズフリーで走行することができる。

スーパークルーズのドライバーアテンションシステムは、ドライバーの車両コントロールを支援する。走行方向に注意を向ける必要がある場合、警告を発して知らせてくれる。ドライバーは、スーパークルーズを使用している間、常に注意を払い、いつでもマニュアル運転に戻れるよう準備しておく必要がある。ドライバーの認識技術には、「セーフティアラートシート」とズーム&チルト調整を備えた最新世代のリアカメラミラーが含まれる。

スーパークルーズの最新版には、自動レーンチェンジ機能が導入される。ドライバーからの要求があり、かつ特定の条件が満たされた場合に、ハンズフリーの部分自動運転中に、高速道路で車線変更を自動で行う。

スーパークルーズの作動中、ドライバーはウインカーに触れて、車線変更を希望する意思を表示する。これにより、システムは車線変更が安全に行えるかどうかを判断し、安全が確認された場合、自動で車線変更を行う。なお、ドライバーアテンションシステムは、車線変更中にドライバーが引き続き、車両の周囲に集中することを要求する。

《森脇稔》

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