ペットも含めた“家族”で思い出作り、ダイレクトカーズ「ドッグエース」…ジャパンキャンピングカーショー2020

ダイレクトカーズ「ドッグエース」(ジャパン・キャンピングカーショー2020)
ダイレクトカーズ「ドッグエース」(ジャパン・キャンピングカーショー2020)全 8 枚

1月31日から2月2日まで、千葉県の幕張メッセにおいて「ジャパンキャンピングカーショー2020」が開催された。日本RV協会によれば、2005年には約5万台だったキャンピングカーの国内保有台数が、現在では11万台を超えるそうだ。

アウトドア市場の盛り上がりの中、過去最大規模となった今回のイベント。300台以上の最新・人気車両が展示された会場には、ペットとのお出かけを提案するモデルも見られた。

三重県でトヨタ『ハイエース』を専門にカスタマイズを手掛けているダイレクトカーズが出展していた「ドッグエース」もその一つ。2輪駆動のディーゼルおよびガソリンエンジンモデルと4WDディーゼルエンジンモデルの3種類が用意されたこのキャンピングカーは、「大切なご家族の一員との時間を充実させるワンダフルライフ・キャンパー」と表現されていた。

明るい白とブルーにコーディネートされたインテリアの表皮は、傷や汚れなどに強いレザー(合成皮革)を使用。フロアにも傷がつきにくい素材(クッションフロア)が採用されているため、大型犬や犬用クレート、ペットバギーなどを安心して乗せることができる。また、セカンドシートの背面にはウレタンクッションが内蔵されており、シートをフラットにしてベッドとして使用する際は、ソフトな寝心地を提供する。

さらにテールゲート付近にはシャワーが備え付けられており、外で思いきり遊んだ後は汚れた脚をきれいにしてからクルマに乗り込めるような配慮がされていた。シャワーノズルの脇にはリードフックが取り付けられているのも、愛犬家にはありがたい心遣いといえる。その他、リードやハーネス、レインコートなど、お出かけから帰ったら外す小物類を掛けられるフック付きのパネルは、車内の整理整頓に役立ちそうだ。

この「ドッグエース」は外装にもこだわった。ボディの白に合わせて塗装されたホワイトバンパーとフォグランプカバーに、レトロなデザインのアルミホイールがシックな雰囲気を醸し出している。サイドに描かれた犬と肉球のイラストは展示車両用のデザインだと思うが、このステッカーをあえてつける愛犬家も多そうだ。

「ペットも含めたご家族みなさんで非日常を楽しんでいただきたい。そして、記憶に残る楽しい思い出をたくさん作っていただきたい」。そうした思いを込めて、ユーザーの要望をもとに動物好きのスタッフが企画・製作したのが、この「ドッグエース」だという。

《石川徹》

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