アウディ e-tron にベースグレード、「50クワトロ」…受注を欧州で開始

50クワトロのツインモーターは最大出力313ps

1回の充電での航続は最大で306km

車両を予測的に加減速させる効率アシスト

アウディ e-tron の「50クワトロ」
アウディ e-tron の「50クワトロ」全 16 枚

アウディは2月12日、ブランド初の市販EVのアウディ『e-tron』(Audi e-tron)のベースグレード、「50クワトロ」の受注を欧州で開始した、と発表した。

【写真】アウディ e-tron の 50クワトロ(全16枚)

アウディe-tronは、アウディのラグジュアリーモデルと同等のスペースと快適性を備えた電動SUVだ。5名の乗員とその荷物を積載することができる。長距離ドライブに対応する航続と、幅広い充電方法を用意する実用性の高いEVとなる。

50クワトロのツインモーターは最大出力313ps

今回欧州で受注を開始した新グレードが50クワトロは、既に発売されている「55クワトロ」に対し、ベースグレードの役割を担う。前後に2個搭載されるモーターは、最大出力が313ps、最大トルクが55.1kgm。0~100km/h加速は7秒で、最高速はリミッターにより、190km/hに制限される。

駆動方式は、電動4WDの「クワトロ」だ。この電動4輪駆動システムは、あらゆる地形と天候状況で優れたトラクションとハンドリングを追求する。システムは、2つのアクスル間で駆動トルクの配分を連続的かつ瞬時に可変制御する。

ほとんどの場合、主にリア側の電気モーターを使用する。滑りやすい路面や高速コーナリング中にスリップが発生する前、または車両がアンダーステアやオーバーステアの状態になる前に、フロントアクスルにトルクを伝える。アウディ e-tron の「50クワトロ」アウディ e-tron の「50クワトロ」

1回の充電での航続は最大で306km

リチウムイオンバッテリーは、蓄電容量が71kWh仕様を搭載する。1回の充電での航続は、最大で306km(WLTP計測モード)の性能を備える。最大120kWの出力で急速充電を行うことができ、バッテリーの8割の容量を、およそ30分で充電できる。

アウディ独自の充電サービスにより、欧州の公共充電スタンドの約80%において、簡単な手順で充電することができる。アウディの充電サービスに対応したカードがあれば、AC充電やDC充電を問わず、すぐに充電を開始することができる。

自宅で充電するために、さまざまな方法が用意される。標準のモバイル充電システムは、230Vの家庭用コンセントまたは400Vの3相コンセントのいずれかで使用できる。オプションのコネクト充電システムを使用すると、充電出力を2倍の22kWにすることが可能だ。

家庭のエネルギー管理システムと組み合わせることにより、電気料金が安い時間帯に充電したり、自宅に太陽光発電システムが設置されている場合は太陽光で充電したりするなど、インテリジェントな機能が利用できる。「myAudi」アプリを使用することにより、スマートフォン経由で、充電プロセスやエアコンを制御することも可能だ。アウディ e-tron の「50クワトロ」アウディ e-tron の「50クワトロ」

車両を予測的に加減速させる効率アシスト

標準装備される「効率アシスト」を含め、数多くのアシスタントシステムを採用する。「アウディ バーチャルコックピット」に表示される走行に関する予測的なヒントと自動回生機能が、経済的な走行を支援する。

システムは、レーダーセンサー、カメラ画像、ナビゲーションデータ、Car-to-X情報を活用し、交通環境とルートの状況を検出する。効率アシストは、アダプティブクルーズアシストと組み合わせることによって、車両を予測的に減速、加速させることもできる、としている。

《森脇稔》

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