マツダの4車種、米IIHSの最高評価「トップセーフティ+」獲得…自動車メーカー最多

マツダCX-5(北米仕様)
マツダCX-5(北米仕様)全 4 枚

マツダ(Mazda)の米国部門の北米マツダは2月12日、2020年型の『マツダ3』、『マツダ6』、『CX-3』、『CX-5』の4車種が、米IIHS(道路安全保険協会)から最高の安全性評価の「2020トップセーフティ+」を獲得した、と発表した。

IIHSの「トップセーフティピック」を獲得するには、前面衝突、側面衝突、追突想定、スモールオーバーラップ衝突、ロールオーバー(車両転覆)の各耐衝撃性能試験のすべてにおいて、最高の「Good」評価となるのが条件。また、前面衝突予防評価において、「ベーシック」を獲得することも要求される。

さらに上の「トップセーフティピック+」を獲得するには、トップセーフティピックの耐衝撃性能試験での最高評価とともに、前面衝突予防評価で「アドバンスド」、「スーペリア」のいずれかの獲得が必要になる。またヘッドライト性能評価が導入され、「Good」、「Acceptable」のいずれかの獲得も必要。チャイルドシートの固定のしやすさも、評価対象となった。

スモールオーバーラップ衝突テストは、対向車がセンターラインを超えて衝突した場合を想定し、運転席側の前面の4分の1を、64km/hでバリアにぶつけるものだ。さらに、新方式のスモールオーバーラップ衝突テストが導入されており、車両が路肩側の木や電柱などに衝突した場合を想定し、助手席側をバリアにぶつける。

テストは車両の助手席側の前面の4分の1を、64km/hでバリアに衝突させる方式で行う。なお、このテストで「good」または「acceptable」評価を得ることが、トップセーフティ+を獲得するための条件になっている。

2020年型のマツダ3、マツダ6、CX-3、CX-5の4車種は、IIHSから最高の安全性評価の2020トップセーフティ+を獲得した。北米マツダは、2020トップセーフティ+を4車種が獲得したのは、自動車メーカー最多、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る