ブリヂストン、販売減や為替の影響で4期連続営業減益 2019年12月期決算

エコピアEP150(155/65R14 75S)
エコピアEP150(155/65R14 75S)全 1 枚

ブリヂストンは2月17日、2019年12月期(1月~12月)の連結決算を発表。海外市場でのタイヤ販売不振などで、営業利益は4期連続の減益となった。

売上高は前年同期比3.4%減の3兆5256億円。日本では、乗用車・小型トラック用タイヤ(PSR)およびトラックバス用タイヤ(TBR)の販売本数は前年並に推移したものの、北米や欧州、中国などで前年を下回った。特殊タイヤについては、建設・鉱山車両用超大型・大型ラジアルタイヤの販売本数は前年並に推移した。

タイヤの販売数量の減少や、それに伴う加工費悪化、さらに為替が減益要因となり、また、多角化部門でも売上高、営業利益ともに、昨年を下回ったことから、営業利益は同19.0%減の3260億円と、4期連続の減益。経常利益も同16.9%減の3168億円。純利益は同0.3%増の2925億円だった。

今期の業績見通しは、売上高3兆5500億円(前期比1.2%増)、営業利益3600億円(同4.7%増)、純利益2300億円(同3.9%減)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  3. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  4. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
  5. インフィニティの中型SUV『QX60』、改良新型は表情一新…初の「SPORT」も設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る