スズキなど、スマホが鍵になるカーシェア「Patto」実証実験…サブスクプランも用意して2月22日開始

地域密着型カーシェア「Patto(パット)」
地域密着型カーシェア「Patto(パット)」全 7 枚

スズキと丸紅、スマートバリューの3社は、カーシェアリングサービス「Patto(パット)」の実証実験を2月22日より1年間、大阪府豊中市周辺エリアで実施する。

Pattoのコンセプトは「普段使いができる気軽なクルマ」。急な雨や荷物の多いときなど、「使いたい」ときにすぐ利用できる生活者の声に応えるカーシェアとして、スズキアリーナ豊中や提携駐車場など、大阪府豊中市周辺エリアに集中的に設置する。

専用アプリの名称は「Patto by Kuruma Base」。スマートバリュー「Kuruma Base」プラットフォームを採用することで専用のスマートフォンアプリで気軽にクルマの予約から決済まで完結する。この専用アプリは利用時の解錠・施錠もイードとジゴワッツが提供する「バーチャルキー」を活用することで実現している。アプリのダウンロードは2/20よりiOS用がダウンロード可能。Android用アプリは近日ダウンロード可能としている。

基本料金(税別)は10~15円/1分(最低利用時間15分)で、初期費用や月額利用料、ガソリン代は不要。また、カーシェア初となるサブスクリプション「フラットプラン」を設定。月額9800円で平日2時間まで利用できる。このほか、6時間・24時間・48時間のパック料金も用意する。

また、「なめらか運転」「ふんわりアクセル」「加減速の少ない運転」「早めのアクセルオフ」「安心運転」「安全な走行速度」「定期休憩」の7項目で毎月、運転スコアを算出。スコアごとに利用料金およびパックプランの料金が変動する、従来のカーシェアとは異なる料金体系を導入する。

2月22日からの配備車種はスズキの売れ筋車種『ワゴンR』『スペーシア』『ラパン』『ソリオ』。全車両、衝突被害軽減ブレーキとドライブレコーダーを搭載する。対象車種のセキュリティに対する改造工事をすることなく、スマートフォンアプリからの鍵の動作を可能にしている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る