[カーオーディオ“チョイスのキモ”]メインユニット 1DIN機のトレンド その4

『カロッツェリア・DEH-970』の内部基板。
『カロッツェリア・DEH-970』の内部基板。全 3 枚

製品選びの段階からカーオーディオライフを満喫していただこうと、ユニット選定のヒントとなる情報をお伝えしている当コーナー。現在は「メインユニット」をテーマにお贈りしている。今回も、“カロッツェリア”のラインナップを具体的に検証していく。

【画像全3枚】

“カロッツェリア”は、前回スポットを当てた一般的な「1DINメインユニット」の他に、「ハイエンド機」と呼ぶべき「1DINメインユニット」を2モデルラインナップさせている。今回はそれらのバリューを考察する。

2モデルとは、1つが『DEH-P01』(税抜価格:10万円)で、もう1つが『DEH-970』(税抜価格:3万5000円)だ。ちなみにこれら2機種はともに、ロングセラーを続けている定番モデルだ。後者の発売年は2012年。前者に至っては2009年発売だ。販売が開始されてからすでに10年以上が経過している。

しかしながら、使い勝手は最新機種と比べて見劣りしない。メディア対応がなかなかに幅広いのだ。どちらもUSB端子を備え、SDカード、そしてiPod/iPhoneにも対応し、さらにはBluetooth接続も可能だ。

その上で両機は、サウンドチューニング能力が際立って優れている。例えば『DEH-970』では、イコライザーが「16バンド左右独立」タイプとなる。通常モデルでは「13バンド」が最高レベルだが、それよりもバンド数が多く、しかも右chと左chの個別調整も可能となる。

そして『DEH-P01』では、一層チューニング能力が高くなる。「イコライザー」は「左右独立31バンド」というハイエンド仕様となり、そしてなにより当機は内蔵パワーアンプが6chタイプなので、「フロント3ウェイ+サブウーファー」というハイグレードなスピーカーレイアウトを組んでも、各ユニットの個別制御を行える。

ところで、高度なコントロール機能を導入したいと思ったときの選択肢はさまざまあるが、これら2機種は他の選択肢と比べてコスパが高い。昨今は手頃な「パワーアンプ内蔵DSP」も増えてきたが、これら2機種は、「DSP」と「パワーアンプ」に加えて「ソースユニット」も一体化されている。ハイエンドメインユニットが欲しいけれどナビはいらない、そう考えたときには、これらは格好の狙い目と成り得る。覚えておこう。

今回はここまでとさせていただく。次回は「2DINメインユニット」のトレンド分析を行う。お楽しみに。

「サウンドユニット」の“チョイスのキモ”を徹底解析! Part3・メインユニット編 その4 1DIN機のトレンド解説 lV

《太田祥三》

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