【INDYCAR】世界3大レース制覇に“リーチ”のフェルナンド・アロンソ、今年のインディ500挑戦が決定

フェルナンド・アロンソ(2019年インディ500挑戦時)
フェルナンド・アロンソ(2019年インディ500挑戦時)全 8 枚

世界3大レース制覇を目標に掲げる元F1チャンピオン、フェルナンド・アロンソが今年5月の第104回インディ500に挑戦することが25日に正式発表された。もし勝てば、史上2人目とされる“トリプル・クラウン”達成になる。

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第104回インディ500への挑戦においてアロンソが参画するのは、F1で彼と縁深い「マクラーレン(McLaren)」とインディカー・シリーズの既存チームである「Arrow Schmidt Peterson Motorsports」が提携して生まれた今季新陣営、「Arrow McLaren SP」だ。アロンソはArrow McLaren SPの今季シリーズレギュラー参戦ドライバーではなく、インディ500(今季シリーズ第6戦)へのスポット参戦というかたちになる。アロンソのインディ500挑戦は今回で3度目。

Arrow McLaren SPの今季レギュラードライバーは過去2年のインディライツ王者である気鋭2名、パトリシオ・オワードとオリバー・アスキュー。エンジンはシボレーを使用する(昨季のArrow Schmidt Peterson Motorsportsはホンダ勢だった)。

アロンソは2007、15~18年のF1をマクラーレンで戦った(15~17年はホンダのパワーユニットを使用)。過去2回(17、19年)のインディ500挑戦も“マクラーレン陣営”からで、17年はマクラーレンとインディカーの強豪アンドレッティ・オートスポーツ(Andretti Autosport)のジョイント体制でホンダエンジン車に搭乗、19年はマクラーレン独自の体制(他陣営の支援・協力はあったとされる)からシボレーエンジン車で挑戦した。

インディ500でのアロンソは、17年こそ決勝レース(不完走)で上位を走る活躍を見せたものの、19年は決勝進出を果たせず。今回(20年)が3度目の挑戦だが、予選を突破した場合、決勝レースを走るのは3年ぶり2度目ということになる(実現の場合、彼がシボレーエンジン車で決勝を走るのは初)。

「自分はレーサーであり、インディ500は世界で最もグレートなレースだ。あの特別で素晴らしいファンたちを愛している。そしてあのレースのすべてと、そこで戦うドライバーたちを最大限にリスペクトしている。彼らとレースを戦い、いつもそうしているように自分のベストを尽くしたい」とアロンソは意欲を語っている。

元F1チャンピオン(05、06年)、スペイン出身38歳のアロンソは、06、07年にモナコGPで勝っており、ルマン24時間レースでは18、19年に総合優勝を飾った。世界3大レース制覇、“トリプル・クラウン”達成に向けて残すはインディ500のみ、という状況になってからは今回が2度目の同レース挑戦になる。

達成者は過去にグラハム・ヒル(1962、68年F1王者で、96年F1王者デーモンの父)のみとされる偉業を、アロンソは“リーチ”から2巡目のチャンスで実現できるか。第104回インディ500の決勝レースは5月24日に実施される予定だ。

《遠藤俊幸》

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