PSAグループ、純利益は過去最高に 2019年通期決算

PSAグループの主力車
PSAグループの主力車全 4 枚

PSAグループ(PSA Group)は2月26日、2019年の通期(1~12月)決算を発表した。

同社の発表によると、グループ全体の売上高は、747億3100万ユーロ(約8兆9865億円)。前年の740億2700万ユーロに対して、1%増と伸びて、3年連続のプラスとなった。

また、2019年通期の純利益は、過去最高の32億0100万ユーロ(約3850億円)。前年の28億2700万ユーロに対して、13.2%増と増益を果たす。黒字は5年連続だ。

2019年の世界新車販売台数は348万8930台。前年比は6.6%減と、6年ぶりに前年実績を下回った。欧州での新車販売は302万9563台。前年比は2.5%減と、6年ぶりのマイナスだった。一方、インドと太平洋市場では2019年、2万6639台を売り上げ、前年比は0.6%増とプラスを維持した。日本は1万5643台を販売し、前年比は10.2%増と2桁増を達成している。

PSAグループ取締役会のカルロス・タバレス会長は、「献身的なチームが再び、2019年に記録的な業績を達成した。エネルギー転換の準備ができており、顧客にクリーンで安全で手頃な価格のモビリティを提供する。FCAとの合併で、新しい時代に参入していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る