トヨタ ミライ コンセプト 、次期型は2020年内に欧州発売へ…ジュネーブモーターショー2020

スポーティな方向へデザイン一新

トヨタの最新の後輪駆動モジュラープラットフォーム

航続を現行型比で30%延長することが目標

トヨタ MIRAI コンセプト
トヨタ MIRAI コンセプト全 9 枚

トヨタ自動車の欧州部門は、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー2020に、燃料電池車の『ミライコンセプト』(Toyota MIRAI Concept)を出展すると発表した。次期『ミライ』は2020年内に欧州市場で発売される予定だ。

画像:トヨタ・ミライ・コンセプト

ミライの現行型は、2014年12月に発売して以来、世界中でおよそ1万台を販売した。ミライコンセプトは、開発最終段階のモデルとなり、ほぼこの状態で市販される見通しだ。

スポーティな方向へデザイン一新

ミライコンセプトのボディサイズは、全長4975mm、全幅1885mm、全高1470mm、ホイールベース2920mmだ。現行モデル(全長4890mm、全幅1815mm、全高1535mm、ホイールベース2780mm )に対して、85mm長く、70mmワイド、65mm背が低い。ホイールベースは140mm延ばされた。

現行モデルよりもひと回り大きく、ロー&ワイドのスポーティなフォルムが際立つ。低いライン、エレガントなプロポーション、滑らかなボディワーク、20インチの大径ホイールなどを備えている。もっといいクルマ作りの中心に位置づけられる「TNGA」プラットフォームの採用により、低重心で伸びやかなプロポーションを目指した。

ボディカラーには、複層工程により鮮やかさと深み感を強調した「フォースブルー マルチプルレイヤーズ」を新開発した。トヨタによると、スポーツマインドを刺激するような強いブルーを狙ったという。

トヨタ MIRAI コンセプトトヨタ MIRAI コンセプトインテリアは、シンプルでモダンなスペースでありながら、暖かく快適な雰囲気を追求している。ドライバーを包み込むようなインストルメントパネルと、12.3インチのワイドモニターを取り込んだセンタークラスターを装備する。

トヨタの最新の後輪駆動モジュラープラットフォーム

また、駆動方式は、現行型の前輪駆動から、次期モデルでは後輪駆動に変更される。次期型では、FCスタックをはじめ、FCシステムを全て一新する予定だ。トヨタによると、燃料電池自動車としての性能を大幅に向上させるという。

水素燃料電池を含むさまざまなパワートレインに対応するように設計されたトヨタの最新の後輪駆動モジュラープラットフォームを採用する。さらに、ボディ剛性を高めて俊敏性やレスポンスを高め、重心を低くして機敏なハンドリングを追求する。

新開発プラットフォームの採用とパッケージの見直しにより、後席は現行型の2シーターから、実用的な3シーターに変更される。乗車定員は5名としている。トヨタ MIRAI コンセプトトヨタ MIRAI コンセプト

航続を現行型比で30%延長することが目標

次期モデルでは、燃料電池システムの性能を改善する。ドライバーのスロットル入力に車両の加速をリンクさせ、直線的で滑らかなレスポンスとエレガントな運転感覚を両立させる。トヨタによると、次期型はトルクフルな走りを実現し、ワインディングロードや高速道路において、すべての速度域で力強い走行性能を発揮するという。

さらに、水素タンクは大型1個、小型2個の合計3個を搭載する。現行モデルと比較して、水素の搭載量をおよそ1kg増加させるなどして、航続を現行型比でおよそ30%延長することを目標に開発を進めている。

現行型の航続は、欧州仕様の場合、およそ500kmだ。次期型では、航続が30%伸びて、欧州仕様の場合、およそ650kmに到達することになる。
動物・ペットのリアルを伝える新メディア 「REANIMAL」(リアニマル)

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 雨の季節、濡れた傘をすっきり収納! 車内快適「傘入れ」[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. ダイハツ『ラガー』30年ぶり復活か?…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ライズ』がRAV4デザインに!? 次期型が驚きの進化、国内トップSUVの最新情報
  4. アウディ A6 新型、今夏の日本発売前に特別内覧会…東京・名古屋・大阪で開催
  5. 「この色好きだわ」トヨタ『GR86』の新色“サンダー”に高評価、SNSでは「日本でも出るよね?」と期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ジェイテクト、「製造業データ等のAI-Ready化に関する研究開発」に参画…図面やマニュアルなど非構造化データを構造化
  2. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  3. AIドライブレコーダーで道路損傷を自動検出、「道路巡回ソリューション」共同開発…電気興業とサイバーコア
  4. JFEスチール、スポット溶接安定化技術が国内自動車メーカーの部品に初採用…高強度鋼板の適用拡大に貢献
  5. セキュア開発における脅威分析【自動車セキュリティ解説 第2回】
ランキングをもっと見る