UDトラックス クオン、6500台をリコール オーバーヒートするおそれ

UDトラックス・クオン(参考画像)
UDトラックス・クオン(参考画像)全 2 枚

UDトラックスは2月27日、大型トラック『クオン』のエンジンマウントブラケットに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは2017年6月12日から2019年6月6日に製造された、GH11エンジン搭載車6549台。

対象車両は、前方右側エンジンマウントにて、ブラケット固定ボルトの締付け順序が不適切なため、サスペンションブラケットとの間に隙間ができているものがある。そのため、エンジン振動等で固定ボルトが緩み、そのままの状態で使用を続けるとブラケットが破断してエンジンが振れ、最悪の場合、クーリングファンが他部と接触・破損して、冷却性能が低下しオーバーヒートに至るおそれがある。

改善措置として、全車両、ボルトの緩みとブラケット接合部を確認し、適正な順序で締め付ける。なお、ボルトおよびブラケットに損傷等がある場合は、新品に交換する。

不具合は9件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る