VW ゴルフ 新型に GTI の電動版…ジュネーブモーターショー2020[中止]で『GTE』を発表へ

245psのPHVシステムパワーは新型ゴルフGTIに匹敵

フルデジタルコックピット

210km/hを上限に部分自動運転が可能

フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型
フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型全 14 枚

フォルクスワーゲンは2月27日、スイスで3月3日に開幕するジュネーブモーターショー2020において、新型『ゴルフ』のプラグインハイブリッド車(PHV)、『ゴルフGTE』(Volkswagen Golf GTE)を初公開すると発表した。

【写真】VW ゴルフ GTE 新型(全14枚)

ゴルフGTEは、先代ゴルフに初めて用意された電動パワートレイン車だ。新型にも、フォルクスワーゲンの電動化戦略に沿う形で、「GTE」がラインナップされる。新型ゴルフGTEの外観では、メッシュパターンのフロントバンパーや、左右のヘッドライトのLEDからつながる形で、フロントグリルに配されたLEDバーが特長になる。同じくジュネーブモーターショー2020でデビューする新型『ゴルフGTI』と共通イメージを持たせている。

245psのPHVシステムパワーは新型ゴルフGTIに匹敵

新型では、最新世代のPHVシステムを採用する。エンジンは、直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」で、最大出力150psを発生する。モーターは、最大出力115ps。システム全体では、245psのパワーと40.8kgmのトルクを引き出す。245psのパワーは、新型ゴルフGTIに肩を並べるものだ。

また、二次電池のリチウムイオンバッテリーの蓄電容量を、8.8kWhから13kWhに大容量化した。これにより、EVモードの「Eモード」の航続を最大およそ60kmとし、従来よりも2割延長している。Eモード時の最高速は、130km/hとした。トランスミッションは6速DSGを組み合わせる。フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型

フルデジタルコックピット

フルデジタルのハイエンドコックピットを標準装備する。ディスプレイと操作システムは、ひと目でわかるようにデジタル化されている。 新しい音声コントロールシステムも導入された。

車両に乗り込むと、「パーソナリゼーション2.0」が起動する。これは、ドライバーの設定を保存し、他のドライバーが車両を使用した後でも、オリジナルの設定をクラウド経由で呼び出すことができるシステムだ。欧州で利用者が増えているカーシェアリングを想定した装備といえる。

新開発のヘッドアップディスプレイは、フロントガラスに速度やナビゲーションなどの重要な情報を、ドライバーの視界に投影し、リラックスした運転を支援する。新型では、「We Connect」や「We Connect Plus」などのコネクトサービスが利用できる。これは、SIMカードを標準で付属し、インターネットへの常時接続を可能にしたおかげだ。

「Car2X」を介して車両同士、または車両と信号機などのインフラの間で通信できる最初のフォルクスワーゲン車だ。交通インフラからの信号や800m以内にいる他の車両からの情報は、ディスプレイを通してドライバーに表示される。これらの警告を他のCar2X搭載車とも共有する。

デジタルキーが設定される。ユーザーは、デジタルキーを利用して車両のロックを解除し、スマートフォンでエンジンを始動したり、アプリを使って、家族や友人とデジタルキーを共有したりすることができる。また、デジタルキーシステムでは、スマートフォンを使ってさまざまな機能にアクセスすることも可能だ。フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型フォルクスワーゲン・ゴルフ GTE 新型

210km/hを上限に部分自動運転が可能

最新の先進運転支援システム(ADAS)を搭載する。自動運転への道を切り拓くフォルクスワーゲンの運転支援システムの新しい傘下ブランド、「IQ.DRIVE」(アイキュー・ドライブ)を導入した。

そのひとつが「トラベルアシスト」だ。コンパクトクラスでは、世界初採用となる。ステアリングやアクセル、ブレーキを操作することなく、高速道路などにおいて、0~210km/hというあらゆる速度域での部分自動運転を可能にしている。

トラベルアシストは、マルチファンクションステアリングホイールのボタンに触れて、システムを起動する。法律や安全上、ドライバーは常にこのシステムの作動を監視する。そのため、トラベルアシストでは、ドライバーがステアリングホイールを握っているか否かを、静電容量式タッチセンサー式の「キャパシティブステアリング」(ハンドル保持検知機能)によって確認する。

<中止> ジュネーブモーターショー2020は中止が決定(2月28日)。
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《森脇稔》

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