BMW『コンセプト i4』、バーチャルワールドプレミアへ 3月3日

BMW i4 の開発プロトタイプ
BMW i4 の開発プロトタイプ全 3 枚

BMWグループは2月28日、『コンセプトi4』(BMW Concept i4)を3月3日、バーチャルワールドプレミアすると発表した。

同車は、BMWグループが2021年に発売予定の新型EV、『i4』を示唆したコンセプトカーだ。i4は、個性的なデザインと高いパフォーマンスを備えたBMW iブランド初のグランクーペになる。BMWブランドの4ドアクーペに共通するスポーティでエレガントなデザインに加えて、優れたパフォーマンスを追求する。

BMW i4用に開発された電動モーターは、最大出力およそ530hpを発生する。530hpのパワーは、新型『8シリーズ』や『X7』、新型『X5』、『X6』など、現行のBMWの4.4リットルV型8気筒ガソリンターボエンジン搭載車と同じレベルにある。パワフルなモーターを得たi4は、0~100km/h加速およそ4.0秒、最高速200km/h以上のパフォーマンスを実現する。

また、BMW i4用に開発された高電圧バッテリーは、フラットな設計と最適化されたエネルギー密度が特長になる。バッテリー単体の重量は約550kg。蓄電容量はおよそ80kWhと大容量で、これにより、BMW i4の1回の充電での航続は、最大でおよそ600kmに到達する。

次世代の充電システムは、プラグインハイブリッド車(PHV)とEVで利用できる。出力は最大150kW。これにより、BMW i4の高電圧バッテリーは、およそ35分間で容量のおよそ80%分を充電できる。100km走行分のバッテリーを充電するには、およそ6分で済む、としている。
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《森脇稔》

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