2024年春、山形新幹線に300km/h対応のE8系…2026年度末には福島駅の新幹線平面交差が解消へ

E8系の外観イメージ。「山形新幹線の地域に根差したイメージを継承・維持してブランドへと醸成」「山形の風土と、離れた土地にいる人の心の結びつきを感じさせるデザイン」をコンセプトに、塗色は「蔵王ビアンコ」と呼ばれるアイボリーをベースに、上部を「おしどりパープル」と呼ばれる紫色とし、「紅花イエロー」と呼ばれるラインが施される。
E8系の外観イメージ。「山形新幹線の地域に根差したイメージを継承・維持してブランドへと醸成」「山形の風土と、離れた土地にいる人の心の結びつきを感じさせるデザイン」をコンセプトに、塗色は「蔵王ビアンコ」と呼ばれるアイボリーをベースに、上部を「おしどりパープル」と呼ばれる紫色とし、「紅花イエロー」と呼ばれるラインが施される。全 6 枚

JR東日本は3月3日、東京~新庄間で運行している山形新幹線『つばさ』に、新型車両E8系を2024年春から順次導入すると発表した。

【画像全6枚】

現在、『つばさ』にはE3系1000・2000番台7両編成が充当されており、東京~福島間では東北新幹線のE2系『やまびこ』と併結される列車もある。

このため、宇都宮~福島間は最高速度275km/hで運行されているが、併結相手を『はやぶさ』などで運用されているE5系とすることで300km/hにアップ。これに対応したE8系が新造されることになった。

E8系はE3系と同じ7両編成で、スーツケース対応の大型荷物置場やWiFiなどを全車両に設置。客室内やデッキのほか、通路部にも防犯カメラが設けられる。

2022年9月以降に落成し、2026年春までには7両編成17本(計119両)が揃う予定。

なお、山形新幹線が分岐する福島駅(福島県福島市)では在来線(山形新幹線が通る奥羽本線)から東北新幹線へ合流する、いわゆる「アプローチ線」の増設工事に着手する。

現在のアプローチ線は単線で、福島駅の『つばさ』発着は西側の14番線ホームに限定されているが、この状態では、上り列車の場合、北側から入ってきた併結相手の『やまびこ』が東北新幹線の下り通過線を2度跨ぐことになるため、その平面交差が輸送障害時のネックとなっていた。

そこで、アプローチ線を複線化することで、新庄方面からやってきた上り『つばさ』を東北新幹線の上りホームに直接入線させることが可能となり平面交差を解消。上下『つばさ』の同時発着も実現できるとしている。完成は2026年度末を予定している。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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