ケーニグセグ、初の4座スーパーカー『ジェメラ』発表…1700馬力ハイブリッド

4人の乗員と機内持ち込み手荷物に対応するスペース

0~100km/h加速1.9秒で最高速400km/h

ジェット戦闘機風のフロントガラス

ケーニグセグ・ジェメラ
ケーニグセグ・ジェメラ全 20 枚

ケーニグセグは、新型スーパーカーの『ジェメラ』(Koenigsegg Gemera)を欧州で発表した。ケーニグセグ初の4シーター車で、300台が限定生産される予定だ。

画像:ケーニグセグ・ジェメラ

4人の乗員と機内持ち込み手荷物に対応するスペース

ジェメラは、4人の乗員と、その機内持ち込み手荷物に対応できるスペースを備えており、快適に移動できる。ケーニグセグの「メガ・カー」(最大出力が1メガワット、1000kW=1360ps)体験を、家族や友人と共有できるようにすることを目指したという。

また、4シーター車であるにもかかわらず、ジェメラは多くの2シーター競合メガ・カーよりも、優れたパフォーマンスを持つという。ジェメラは、長距離の家族旅行などで、快適さや安全性をこれまでにないパフォーマンスとともに実現することが目標だ。

ジェメラの開発では、日常の使いやすさと快適さを実現することに重点が置かれた。4つのカップホルダー、前席と後席用のセンターインフォテインメントディスプレイ、スマートフォンなどの無線充電器、Apple「CarPlay」、Wi-Fi、11スピーカーサウンドシステム、カメラシステム、低反発シート、電動フロントシートなどが装備されている。ケーニグセグ・ジェメラケーニグセグ・ジェメラ

0~100km/h加速1.9秒で最高速400km/h

ジェメラには、ハイブリッドパワートレインを搭載する。電気モーターは、後輪の左右とフロントに合計3個レイアウトされ、最大出力1100hpを獲得する。ミッドシップの「TFG」と名付けられた2リットル3気筒ツインターボエンジンは、最大出力600hp/7500rpm、最大トルク61.2kgm/2000~7000rpmだ。この3気筒エンジンは、刺激的なサウンドを追求する。ジェメラは、システム全体で、1700 hp(1.27メガワット)の出力と356.9kgmのトルクを引き出す。

乾燥重量は1715kg。動力性能は、0~100km/h加速を1.9秒で駆け抜け、最高速は400km/hに到達する。蓄電容量16.6kWhの800Vバッテリーは、EVモードで最大50kmの航続を可能にする。EVモードの最高速は300km/hとした。

ジェメラは、ガソリンだけでなく、エタノールやCO2ニュートラルなメタノールが使用できる。ガソリン15%+エタノール85%の混合燃料「E85」にも対応している。

ボディサイズは、全長4975mm、全幅1988mm、全高1295mm、ホイールベース3000mmだ。3000mmのロングホイールベースは、これまでにない快適性と直線安定性を提供する。後輪ステアリングは、機敏なコーナーリング性能と小型車並みの最小回転半径を実現する。一方、高速走行時には、後輪ステアリングがコントロール性を向上させる。ケーニグセグ・ジェメラケーニグセグ・ジェメラ

ジェット戦闘機風のフロントガラス

ジェメラは、強固なカーボンファイバー製モノコックを基本に、6つのスマートエアバッグ、ESP、トラクションコントロール、ABS、「ADAS 2.5」と呼ばれるアシスタントシステムが装備される。トルクベクタリングも採用された。チャイルドシート固定の「ISOFIX」は、後席で利用できる。ジェメラは世界で最も安全なメガ・カーのひとつであり、世界各国の安全基準に適合するように設計されているという。

ジェメラは、ジェット戦闘機風のフロントガラス、隠されたAピラー、短いオーバーハング、大型サイドエアインテークなど、ケーニグセグのデザインの特長を維持している。

フロントのデザインは、1996年に開発されたケーニグセグ初のプロトタイプ、ケーニグセグ『CC』にインスパイアされている。強固なカーボン製モノコックのおかげで、ドアはBピラーを持たない。上方に回転して垂直にドアを開けると、車内には4人乗りのスペースがあり、アクセスのしやすさや快適さを追求している。ケーニグセグ・ジェメラケーニグセグ・ジェメラ

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  2. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  3. 【BYD シーライオン6 AWD 新型試乗】「広い・速い・安い」この万能PHEVに弱点はないのか? 300kmを走り検証した
  4. ボルボ『XC40』807台をリコール…火災のおそれ
  5. 【スズキ クロスビー 新型試乗】独特な世界観と走りは、往年のシトロエンを思い起こさせる…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  4. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る