BMW 7シリーズ のEVバージョン『i7』は670馬力で580kmの航続を実現か

BMW 7シリーズ 次世代型プロトタイプ(スクープ写真)
BMW 7シリーズ 次世代型プロトタイプ(スクープ写真)全 14 枚

BMWのフラッグシップ・4ドアサルーン、『7シリーズ』次世代型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。現行型7シリーズは、2022年6月まで生産されると予想されており、同年内には次世代型へバトンタッチされるだろう。

キャッチしたプロトタイプには、前回のスクープ時に見られた電動テスト車両を示すステッカーが貼られておらず、リアバンパー下部にエキゾーストシステムを装備している点からも、これがEVモデルではないことがわかる。またPHEVモデルかの判断も現時点ではできない。

ヘッドライトとテールライトにはわずかなカモフラージュが施されているが、生産型パーツではないだろう。しかし開発初期段階であるが、次世代型には現行モデルのレーザーヘッドライトに代わる次世代ヘッドライトテクノロジーが搭載されるのは明らかだ。

パワートレインにも大きな変化がみられる。BMWは、7シリーズファミリーのV型12気筒エンジンを廃止し、エンジンをコンパクト化する可能性が高い。そのラインアップは、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン、及びディーゼルクワッドターボエンジン、4.0リットルV型8気筒ガソリンターボエンジンとなりそうだ。

ハイライトは、3.0リットル直列6気筒ツインターボ+モーターのプラグインハイブリッドや、初のフルEV『i7』と『i7 S』など電動化の加速だ。i7では『i4』と共有する80kWhのバッテリーを搭載、高性能モデルi7 Sには120kWhのバッテリーを搭載し、最高出力は670hp以上、フル充電による航続距離はWLTPに基づく360マイル(580km)と予想される。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
  4. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る