BMW 7シリーズ のEVバージョン『i7』は670馬力で580kmの航続を実現か

キャッチしたプロトタイプには、前回のスクープ時に見られた電動テスト車両を示すステッカーが貼られておらず、リアバンパー下部にエキゾーストシステムを装備している点からも、これがEVモデルではないことがわかる。またPHEVモデルかの判断も現時点ではできない。
ヘッドライトとテールライトにはわずかなカモフラージュが施されているが、生産型パーツではないだろう。しかし開発初期段階であるが、次世代型には現行モデルのレーザーヘッドライトに代わる次世代ヘッドライトテクノロジーが搭載されるのは明らかだ。
パワートレインにも大きな変化がみられる。BMWは、7シリーズファミリーのV型12気筒エンジンを廃止し、エンジンをコンパクト化する可能性が高い。そのラインアップは、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン、及びディーゼルクワッドターボエンジン、4.0リットルV型8気筒ガソリンターボエンジンとなりそうだ。
ハイライトは、3.0リットル直列6気筒ツインターボ+モーターのプラグインハイブリッドや、初のフルEV『i7』と『i7 S』など電動化の加速だ。i7では『i4』と共有する80kWhのバッテリーを搭載、高性能モデルi7 Sには120kWhのバッテリーを搭載し、最高出力は670hp以上、フル充電による航続距離はWLTPに基づく360マイル(580km)と予想される。
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《APOLLO NEWS SERVICE》