VW『ゴルフ』新型に設定される最強・最速モデル『ゴルフR』市販型プロトタイプを、再びカメラが捉えた。
フルヌードで捉えたテスト車両は、ナンバーからも以前と同じプロトタイプであることがわかる。今回は初めてコの字型テールライトにインサートされた、スリムでスポーティな“流れる”シーケンシャルウィンカーが点滅している瞬間をとらえた。
大型のコーナーエアインテーク、アグレッシブなディフューザー、クワッドエキゾーストシステム、大型ルーフスポイラー、足回りにはクロスドリルを備える巨大ブレーキディスクやブルーのブレーキキャリパー、そして新デザインの5スポーク19インチ大径ホイールを装着し、いつでもワールドプレミアOKの状態だ。
コックピットには「ゴルフ8」同様のデュアルディスプレイダッシュボードを装備するほか、R専用のスポーツステアリングホイールはカーボンファイバートリムなども期待できるだろう。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力は333psを発揮。「4モーション」AWDシステムとDSGデュアルクラッチATが組み合わされ、0-100km/h加速は4.6秒、最高速度は270km/hのハイパフォーマンスが予想される。
ゴルフRのワールドプレミアは、7月のグッドウッドフェスティバルが有力とされている。
