メルセデスAMGのフルサイズSUV、GLS 63 4MATIC+ 新型…受注を欧州で開始

4.0ツインターボは最大出力612hp

48Vの電気システム

AMGダイナミックセレクト

12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイ

最新デザインのパナメリカーナグリル

メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+ 新型
メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+ 新型全 12 枚

メルセデスベンツは、新型メルセデスAMG『GLS63 4MATIC+』(Mercedes-AMG GLS 63 4MATIC+)の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、15万0302ユーロ(約1810万円)と発表されている。

画像:メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+ 新型

メルセデスベンツは2019年春、米国で開催されたニューヨークモーターショー2019において、新型『GLS』を発表した。新型GLSは、ボディサイズが全長5207mm、全幅1956mm、ホイールベース3135mmというフルサイズSUVだ。新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+は、この新型GLSの頂点に立つ高性能グレードになる。

4.0ツインターボは最大出力612hp

新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+のパワートレインは、直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを、2個のターボで過給したユニットだ。スポーツカーのメルセデスAMG『GT』譲りのこのエンジンは、新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+では、高出力版のみが用意される。最大出力は612hp/5750~6500rpm、最大トルクは86.7kgm/2500~4500rpmを引き出す。

トランスミッションは、9速の「AMGスピードシフトTCT 9G」。駆動方式は、フルタイム4WDのAMGパフォーマンス仕様の「4MATIC+」で、駆動トルクの可変配分が可能だ。このパワフルなV8ツインターボが、フルサイズSUVの新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+を、0~100km/h 4.2秒で加速させる。最高速は250km/h(リミッター作動)に到達する。メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+ 新型メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+ 新型

48Vの電気システム

新型には、「EQブースト」を採用する。これは、エンジンと9速ATの間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。ブースト時には、このモーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクを瞬時に引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。

48V電気システムにより、ハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行う。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と、力強い加速を実現した。48Vまで高められた電気システムにより、動力補助に十分な出力を得ることができる一方、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となる。

また、スターターを従来よりも高出力な電気モーターとすることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジン始動やアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させた。アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性、静粛性に貢献する。気筒休止システムも採用した。メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+ 新型メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+ 新型

AMGダイナミックセレクト

電子制御システムに関しては、「AMGダイナミックセレクト」を搭載する。「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」、「インディビジュアル」、「トレイル」、「サンド」の6種類の走行モードが切り替え可能で、エンジンやトランスミッション、サスペンション、エグゾースト、ステアリングなどの制御が変化する。

スポーツとスポーツ+モードは、エンジンとトランスミッションが、スポーティな味付けに。エンジンサウンドも、刺激的な方向に変化する。スポーツ+モードでは、フル加速をサポートするモードだ。インディビジュアルモードは、ドライバーの好みに応じて、各セッティングを選択して保存できる。トレイルは、オフロード向けモードで、車高が55mm上昇し、70km/hを超えると車高が元に戻る。サンドは、砂地向けモードだ。メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+ 新型メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+ 新型

最新デザインのパナメリカーナグリル

新型メルセデスAMG GLS63 4MATIC+では、エクステリアのスポーティさをさらに追求した。メルセデスAMGの専用グリル、「パナメリカーナ」の最新デザインを装着する。このグリルは、1952年に行われた伝説的レース、「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」において、優勝を果たした『300SL』のレーシングカーに由来するもの。縦基調のグリルデザインが特長になる。

フロントバンパーは、空力性能を追求した専用デザインで、リアにはディフューザー付きバンパーが装備された。足元のアルミホイールは21インチの10本スポークデザインが標準だ。最大でオプションの23インチを装備することもできる。マルチビームLEDヘッドランプは標準だ。メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+ 新型メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+ 新型

12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイ

新型には、ドライバー正面のメーター部分と、ダッシュボード中央のモニターを一体デザインとした最新のデジタルコックピットを採用する。この12.3インチの2つの高精細ワイドディスプレイを、一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイとした。このディスプレイは、空中に浮かんでいるように見え、インテリアデザインの水平方向の流れを強調する中心要素になる。

インストゥルメントクラスターとなるこのコックピットディスプレイは、ドライバーの視野に直接入るさまざまな情報を表示する大型ディスプレイと、センターコンソール上方のセンターディスプレイで構成される。画面は、「モダンクラシック」、「スポーツ」、AMG専用の「スーパースポーツ」など4種類のスタイルが選択できる。

メルセデスAMG専用仕様の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)も採用する。「ハイ、メルセデス」と呼びかければ、音声アシストが起動する。3本スポークのAMGステアリングホイールを装備した。フラットボトムデザインで、アルミ製のパドルシフトが付く。シートは、AMGのブラックナッパレザーが標準となる。
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《森脇稔》

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